※(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。
年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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昭和9年(1934) | - | 【渋沢敬三】日本民族学会理事就任。 | 渋沢関係略年譜 |
2月 | 内務省、著作権法の改正・出版法の改正・出版物および蓄音機レコード納付法を成案。2月12日、東京出版協会、出版権の確立保護を含む著作権法改正法案の内示を受け、2月17日、修正希望意見を具申、折衝。 | 出版界 | |
2月 | 冨山房《国民百科大辞典》(全12巻)刊行開始。 | 出版界 | |
2月 | 自治農民協議会の長野朗、小作法および農民1ヵ年分食糧差押禁止法獲得請願運動を提唱、差押禁止法案は衆議院を通過したが貴族院で審議未了。 | 内外事情 | |
2月 | 中国国民政府、新生活運動提唱。 | 内外事情 | |
3月1日 | 改造社《俳句研究》創刊。 | 出版界 | |
3月1日 | 満州国帝政実施、執政溥儀、皇帝となり、康徳と改元。 | 内外事情 | |
3月3日 | 鳩山一郎文相、綱紀問題で辞職。 | 内外事情 | |
3月5日 | 永田鉄山、陸軍省軍務局長に就任、統制派の進出はじまる。 | 内外事情 | |
3月9日 | 出版法中改正法律案・出版物及び蓄音機レコード納付法案、3月12日、著作権法中改正法律案、貴族院に上程され、3法案とも特別委員会に付託となる。3月22日、貴族院、出版法と著作権法の改正法律案を可決、3月25日、衆議院で可決確定。(納付法案は審議未了となる)。 | 出版界 | |
3月9日 | 時事新報経営担当者、元鐘紡社長の武藤山治狙撃され、翌日死亡。 | 内外事情 | |
3月12日 | 日本プロレタリア作家同盟解体。 | 内外事情 | |
3月12日 | 水雷艇〈友鶴〉、演習中に転覆。 | 内外事情 | |
3月16日 | 治安維持法改正案、衆議院修正通過、25日、両院協議会で審議未了。 | 内外事情 | |
3月21日 | 函館市大火、全焼2万3600余戸、死者約2000人。 | 内外事情 | |
3月22日 | 文部省国語調査会で国号の呼び方をニッポンと決定。 | 内外事情 | |
3月24日 | アメリカ議会、陸海軍基地問題保留のままフィリッピン独立を承認。 | 内外事情 | |
3月27日 | 内務省、出版物及び蓄音機レコード納付法が不成立になったため対策を協議、輸入または移入出版物の届出制度を省令で規定する方針を決定。 | 出版界 | |
3月28日 | 石油業法公布、7月1日施行。(業者に貯油を義務づけ)。 | 内外事情 | |
3月 | 出版業界、製紙会社による紙価の連続的値上げに苦慮し、東京出版協会は対策を協議、3月12日、製紙関係業者に値上げ中止を懇望、3月27日、中等教科書協会も同様の申出をして懇談。 | 出版界 | |
3月 | 販売業者、婦人雑誌の無制限な付録競争の加重に堪えかね、大取次は付録の回数と重量の制限を提案、4月19日、日本雑誌協会、自主的規制案を協議決定。 | 出版界 |