(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和50年(1975) - 【竜門社】栃波支部開設。 渋沢関係略年譜
11月17日 国際環境保全科学会議開催(京都)。27ヵ国、95人参加。 内外事情
11月18日 《大内兵衛著作集》全12巻完結。(第1回、1974.11.18)。 岩波書店
11月18日 文部省、大学・短大学生数、200万人を超すと発表。進学率34.2%(女子32.3%)。 内外事情
11月19日 文庫本の正味統一(7.8掛)、12月1日から実施。 出版界
11月20日 スペイン総統フランコ歿。(王政復古)。 内外事情
11月26日 《ファージョン作品集》全6巻完結。(第1回、1970.7.20)。 岩波書店
11月26日 公労協、国労・動労・全逓・全電通など3公社5現業すべて参加の〈スト権奪還スト〉突入。(国鉄史上最長の192時間運休)。 内外事情
11月27日 大阪高裁、大阪空港騒音公害訴訟で一審判決より厳しい12時以降の飛行禁止と将来請求(月1万円)を認める。(1981.12.16最高裁で逆転判決)。 内外事情
11月 1976年3月卒業を含む大学卒業者の採用試験、紹介によって行い、応募者110人。(男子2人・女子2人採用)。 岩波書店
12月1日 岩波講座《文学》刊行開始―全12巻。編集:猪野謙二・大江健三郎・高橋和巳・寺田透・野間宏。この講座の計画は60年代の末頃から始められ、当初から参加されていた高橋和巳氏は、1971年5月3日急逝されたが、氏が講座《文学》に希求された意図は編集委員の方々によって受けつがれ、企画立案の過程で生かされた。人類的な危機すらが予見される現代において、文学の意義を問い直し、文学をとおして時代に内在する思想を捉え、人間性の復権を志向したこの講座は、編集委員の諸氏を中心に180余名の方々が執筆された。(1976.12.10完結)。 岩波書店
12月1日 三木首相、3公社5現業職員のスト権についての政府声明を発表、〈違法ストには妥協しない、中止せよ〉と強調。 内外事情
12月1日 フォード米大統領、中国訪問。 内外事情
12月3日 鹿島守之助(鹿島建設会長・鹿島出版会社長、著書《世界大戦原因の研究》など、1896.2.2―)歿。 出版界
12月7日 フォード大統領、ハワイで演説。日米協調を軸とする〈新太平洋ドクトリン〉を打ち出す。 内外事情
12月8日 《世界》創刊30周年記念の会を東京帝国ホテルにて開催、参会者175名。続いて12月10日、京都都ホテルにて開催、参会者64名。 岩波書店
12月14日 国鉄最後の蒸気機関車(客車用)運転(室蘭―岩見沢間)。SLファン殺到。 内外事情
12月16日 岩波文庫《史記列伝》全5冊完結。(第1冊、1975.6.16)。 岩波書店
12月20日 東京高裁、教科書第2次訴訟控訴審で、検定の違法を認め、控訴棄却。憲法判断は回避(畔上判決)。30日、文部省上告。 内外事情
12月26日 日本雑誌協会、11月26日から12月3日までの公共企業体等労働組合協議会のスト権スト実施により被害を受けたとして国鉄労働組合・国鉄動力車労働組合・国鉄本社に対し抗議書を送付(1976年1月30日、日本出版取次協会も9社の連名で抗議書を送る)。 出版界
12月26日 文部省、〈主任制〉を公示。 内外事情
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