(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
平成2年(1990) - 【竜門社】渋沢栄一生誕150周年記念会を開催する。 渋沢関係略年譜
1月8日 《世界》2月号特集〈ジャパン・モンスター・マネー〉発行。 岩波書店
1月10日 《Advances in Software Science and Technology》刊行開始―編集:日本ソフトウェア科学会。技術者・研究者に最新の研究開発の動向および成果を紹介する年刊誌。日本においては岩波書店から、アメリカ・ヨーロッパにおいてはアカデミックプレス社から、同時に刊行される。日本で編集される英文の計算機科学誌として最大部数を発行。 岩波書店
1月10日 李鵬中国首相、北京市の戒厳令解除を発表。6月末までに天安門事件の逮捕者約900人を釈放。 内外事情
1月12日 雑誌《文学》を月刊から季刊とし、内容を充実して特集記事を中心に再出発する。判型もA5判からB5変型判に変えた。季刊化第1号《文学》1990冬特集〈読む〉発行。 岩波書店
1月13日 ソ連アゼルバイジャン共和国内の民族紛争激化。25人死亡。15日、ソ連政府、非常事態宣言。軍2万9000人投入。 内外事情
1月18日 本島等長崎市長、市庁舎前で短銃で撃たれ胸部貫通の重傷。県警、右翼団体正気塾の幹部を逮捕。 内外事情
1月19日 永井荷風《濹東綺譚》《おもかげ》鈴木大拙校訂・解説《韶州曹渓山六祖師壇経》復刻版3冊同時発売。発行:岩波書店、発売:岩波ブックサービスセンター。 岩波書店
1月22日 岩波新書〈新赤版〉創刊2年記念新刊8点一挙刊行。 岩波書店
1月22日 出版流通対策協議会加盟35社による国と公正取引委員会に対する〈消費税定価訴訟〉(第3回口頭弁論)。11月9日(第9回口頭弁論)。 出版界
1月22日 韓国大統領盧泰愚(民正党総裁)、統一民主党(野党第2党)総裁金泳三、新民主共和党(野党第3党)総裁金鍾泌の3党、合同して〈民主自由党〉結成に合意。2月9日、結党宣言。平和民主党(野党第1党。金大中総裁)、孤立。 内外事情
1月22日 JR御徒町駅の東北新幹線地下工事現場で、道路が長13m、幅10mにわたり陥没。車両4台、穴に転落、10人負傷。(工事元請けの熊谷組の凝固剤注入不足が判明)。 内外事情
1月24日 衆議院解散。社会党ら4野党党首会談、連合政権協議の継続を確認。 内外事情
1月25日 東京創元社、エーコ作・河島英昭訳《薔薇の名前》(上下)を刊行。 出版界
1月26日 《植木枝盛集》刊行開始―全10巻。編集:家永三郎・外崎光広・松永昌三・川崎勝。自由民権運動家植木枝盛の主著はもちろん、今日通覧し難い新聞論説を1000点近く蒐め、約150点を選び、また行動する思想家植木枝盛の真骨頂を示す建白書や檄文などを一巻にまとめた。明治史研究の史料としても抜群の価値をもつ克明な日記も収める。(1991年11月完結)。 岩波書店
1月29日 《SELECTION21》刊行開始―全21冊。激変する思想状況に流されることなく90年代を考えるために、海外の思想家・研究者によるすぐれた問題提起の書を精選した翻訳書シリーズ。 岩波書店
1月29日 大手印刷会社、深刻な人手不足により、週刊・月刊雑誌の発行が発売日に間に合わなかった事例の続発(前月以来)に対処し、(1)入稿時間など基本スケジュールの厳守、(2)土日・祭日をはずした納期の設定、(3)追加原稿、大幅な赤字差替えの削減など製版・印刷・製本・営業にわたって16項目の要望書(12日付)を大手出版社に送付。 出版界
2月2日 出版流対協、〈本島等長崎市長襲撃を糾弾する〉声明を発表。 出版界
2月2日 デクラーク南アフリカ大統領、黒人解放運動などの非合法政治組織の合法化を発表。11日、指導者マンデラ(終身刑)を釈放(28年ぶり)。6月7日、非常事態宣言の解除を表明、政治犯48人を釈放。10月27日、マンデラ来日。海部首相と会談。30日、国会で演説、変革に支援を要請。 内外事情
2月3日 東販、台北市に合弁会社台湾東販股份有限公司を設立(出版物の発行・販売・版権売買)。 出版界
2月4日 ユーゴスラビアのスロベニア共産党、連邦党から離脱、党名を民主再生党に改める(党分裂)。3月10日イタリア共産党臨時大会、新党結成を採択(党消滅)。 内外事情
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