(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
平成2年(1990) - 【竜門社】渋沢栄一生誕150周年記念会を開催する。 渋沢関係略年譜
3月27日 大蔵省、金融機関に不動産融資の総量規制を通達。4月1日、実施 内外事情
3月28日 臨時脳死及臓器移植調査委員会初会合。永井道雄会長選出。 内外事情
3月29日 《大田南畝全集》全20巻完結。(第1回1985年12月)。 岩波書店
3月30日 フィレンツェ・アート・ブックフェアに参加(会期4月2日まで)。 岩波書店
4月1日 《科学》4、月号特集〈1990年代の科学〉発行。 岩波書店
4月1日 国際花と緑の博覧会(花の万博)開幕。大阪鶴見地区。9月30日閉会、入場者2312万人。 内外事情
4月4日 徳田雄洋・文、村井宗二・絵《はじめて出会うコンピュータ科学》刊行開始―全8冊。小学校5、6年生と中学生を読者対象として、専門用語をいっさいもちいないで、コンピュータの基本的な考え方を解きあかす。挿絵を多くもちい、子どもにも大人にも楽しめるシリーズ。(1990年7月完結)。 岩波書店
4月4日 シリーズ《法律学への第一歩》刊行開始―全5冊。現代社会の基本となる法体系を、市民生活を中心に興味深く平易に説明し、あわせて質の高い学問的内容をもった入門テキスト・シリーズ。これから法律学を学ぼうとする読者が、実際の社会生活に即して法を理解し、道理にかなった法的思考力を身につけて直面する課題に取り組むことができるように、工夫されている。(1991年9月完結)。 岩波書店
4月5日 ボローニャ・ブックフェアに参加(会期4月8日まで)。 岩波書店
4月5日 社会党大会、党規約改正案を採択。社会主義革命の達成を社会民主主義の選択に修正。連合政権下で日米安保条約、自衛隊の存続を認める。 内外事情
4月8日 《世界》5月号特集〈父母が学校を開く〉発行。 岩波書店
4月10日 《文学》1990春特集〈大岡昇平―葛藤と表象〉発行。 岩波書店
4月10日 東販総研(株)設立(社長遠藤健一)。資本金5000万円。全知的メディアを対象に各種調査・未来予測を研究する出版業界初のシンクタンク。 出版界
4月16日 文芸カセット、三国一朗・朗読《夏目漱石・私の個人主義・現代日本の開化》発行。 岩波書店
4月16日 岩波文庫フェア《新しくなった夏目漱石》岩波文庫の漱石の作品群を全面改版し、読みやすく親しみやすくするとともに、戦後の漱石研究の成果をふまえて新鮮な解説と注解をくわえた。新企画《漱石日記》《漱石書簡集》《漱石俳句集》をはじめ、全22点23冊を統一カバー・デザインで一挙刊行した。 岩波書店
4月20日 日書連理事会、大店法の改廃反対を決議。9月20日、大店法改悪阻止全国小売商代表者集会に参加。以後、改悪反対小売商(13団体)と共に国会に要望書をまとめ、与野党・通産省に対し働きかけを行った。 出版界
4月22日 アースデー。地球環境保護の動きに呼応して、この前後、50点以上に及ぶ関連出版がなされた(小学館が専門家に依頼して、環境についての出版30を選定発表。《ターザン》(6.13号)、《クレア》(7月号)など環境関連特集号に再生紙を使用するものもみられた。小売書店で環境コーナーを設けるところもあった)。 出版界
4月23日 取次協会会長遠藤健一就任。 出版界
4月24日 東西ドイツ首相初会談(ボン。西独コール、東独デメジエール)。通貨・年金統合に合意(共通通貨は西独マルク)。6月21日、両独議会、経済統合に関する国家条約を承認。7月1日、経済統合実施。 内外事情
4月26日 《江戸詩人選集》全10巻刊行開始―編纂:日野竜夫・徳田武・揖斐高。協力:一海知義。江戸の代表的漢詩人を選びその詩を系統的に紹介する初の試み。国文学・中国文学の研究者が協同して、読み下し、語注、口語訳を付して読解の便に供した。(1993年3月完結)。 岩波書店
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