第一製薬(株)『第一製薬八十年史』(1997.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正4年(1915) - 【渋沢栄一】帝国蚕糸株式会社相談役。渋沢同族株式会社設立、社長は敬三。パナマ・太平洋万国博覧会視察のため渡米。ウイルソン大統領と会見。〔75歳〕【渋沢敬三】渋沢同族株式会社設立、同社長就任。 渋沢関係略年譜
- この春、慶松勝左衛門博士が国産サルバルサン『アーセミン』の試製に成功 当社の出来事
- 山極勝三郎ら、タールによる人工がん発生に成功 一般社会事項
大正5年(1916) - 【渋沢栄一】海外植民学校顧問。日米関係委員会創立・常務委員。第一銀行の頭取等を辞め実業界を引退。理化学研究所創立委員長。喜寿記念として第一銀行が玉川清和園に記念館誠之堂建設。渋沢栄一述『論語と算盤』(東亜堂書房)刊行。〔76歳〕【竜門社】青淵先生の喜寿祝賀会開催し、記念品として林泰輔編『論語年譜』を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
3月 『アーセミン』の発売披露会を開催 当社の出来事
6月 池田文次、柳島工場初代工場長に就任 当社の出来事
7月 簡易保険法公布 一般社会事項
8月 工場法施行令公布 一般社会事項
9月 『ネオ・ネオ・アーセミン』の製造に成功。第1回の小分けを行う 当社の出来事
10月 寺内正毅内閣成立 一般社会事項
11月 日本連合医師会が発展的に解消し、大日本医師会が発足。初代会長は北里柴三郎博士 一般社会事項
12月31日 匿名組合アーセミン商会を合資会社アーセミン商会に組織変更。津村重舎、代表社員となる 当社の出来事
- 医術開業試験廃止 一般社会事項
大正6年(1917) - 【渋沢栄一】日米協会創立・名誉副会長。飛鳥山邸(曖依村荘)に晩香廬落成、喜寿の祝いに合資会社清水組より贈られる。〔77歳〕 渋沢関係略年譜
2月 アメリカ、世界大戦に参加 一般社会事項
3月 サルバルサン剤の原料である還元標白剤[漂白剤]『ハイドロサルファイト』の製品化に成功 当社の出来事
3月 大阪薬学専門学校・東京薬学専門学校設立許可 一般社会事項
7月 工業所有権戦時法公布(独の特許権失効) 一般社会事項
8月 「製薬阿片売下ニ関スル件」制定 一般社会事項
9月 物価調節令、暴利取締令公布 一般社会事項
9月 日本およびアメリカ、金輸出を禁止 一般社会事項
9月 夏頃より物価上昇(米価1升60銭を超えた) 一般社会事項
11月 ロシア11月革命。ソビエト政府誕生 一般社会事項
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