日本軽金属(株)『日本軽金属二十年史』(1959.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和33年(1958) - 【渋沢敬三】角川書店より『南米通信 : アマゾン・アンデス・テラローシャ』刊行。 渋沢関係略年譜
12月22日 日本ダイカスト工業会は社団法人として再発足を決定す。 国内
12月28日 古河電工はアルコアと共同でアルミニウム圧延品を主体とする新会社古河アルミニウム工業の設立許可を申請す。 国内
- アメリカHarvey Machine Co.はHarvey Aluminum Co.としてアルミニウムの生産に進出し、Dalles(Ore.)工場の操業を開始す。 世界
- アメリカReynolds Metals Co.は既設工場の拡充と、Listerhill(Ala.)の設備新設によって60万トンの能力に達し、さらにMassena(N.Y.)に10万トン能力の新設計画を進む。 世界
- ノルウエーMosjoen Aluminium A/Sの電解工場年末に操業を開始す。 世界
- Aluminium Ltd.の子会社Bauxites du Midi(1912年フランスに設立)はGuineaのLos Islandsにあるボーキサイト鉱区を開発し年産150万トンの大開発計画をすすむ。付近にアルミナ工場を建設する予定。 世界
- アメリカKaiser Aluminum & Chemical Corporationは53万トンの能力に達し、新設のRavenswood(W.Va.)工場は年末に7万5,000トンの設備を完成す。 世界
- ハンガリーMagyarsoviet Bauxit IparのFelsogalla-Totis、AjkaおよびInota3工場が操業中と判明す。 世界
- インドIndian Aluminium Co.は北部Uttar Pradesh州のPipriに工場を建設す。196O~61年に生産開始の予定。 世界
昭和34年(1959) - 【渋沢敬三】日本学術振興会より『明治前日本漁業技術史』刊行。角川書店より『日本魚名の研究』刊行。 渋沢関係略年譜
1月7日 第10回民間貿易ビンタン・ボーキサイト24万トンの輸入契約締結さる。日付は12月11日。 国内
1月7日 日本専売公社公示により苛性ソーダおよびソーダ灰製造用塩の価格は工場岸壁船内渡トン3,470円に改定さる。 国内
1月11日 神戸製鋼は原子炉のウラン容器材としてアルミニウムに代る新金属ジルカロイの試作に成功す。3月までに製品化して原子力局に納入する。 国内
1月12日 フランス政府はアルミニウム地金の価格統制を撤廃す。 世界
1月15日 住友金属はアルミニウム製の自動車用熱交換器生産を計画す。試作品を納入し日産自動車と近く契約を結ぶ。また電気冷蔵庫用の冷却器、電子機器用の冷却装置の研究を行なう。 国内
1月16日 アメリカReynolds Metals Co.はイギリスのチューブ・インベストメント社と合同してイギリス最大のアルミニウム会社British Aluminium Co.の株を80%取得し完全に支配下におく。 世界
1月16日 赤尾アルミニウムは成増工場にアルミニウム圧延工場の新設に着手す。35年7月完成の予定で、能力は月産500トン、鋳造から圧延まで一貫作業が可能となる。 国内
1月23日 日本アルミニウム工業は住友金属の系列に入り、子会社の東日本アルミニウム(横浜市戸塚)の全持株を古河電工に譲渡す。 国内
1月29日 日本故銅問屋組合全国連合会はアルミニウム屑の全国統一規格を決定す。1.アルミニウム新屑 2.アルミニウム古屑 3.アルミニウム機械鋳物屑 4.アルミニウム器物鋳物屑 5.軽合金新屑 6.軽合金古屑 7.軽合金削屑 8.雑軽金属屑 国内
1月30日 通産省の33年度主要産業設備の現況調査によれば、アルミニウムは年間生産可能量9万800トン、需要8万5,000トンと推定さる。たゞし老朽設備を差引くと3.5%の供給不足となる。 国内
1月31日 日本電機工業会の34年度電気機械の生産見通しによれば、アルミニウム地金所要量は1万2,662トンとなる。 国内
PAGE TOP