(株)三越『株式会社三越85年の記録』(1990.02)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治43年(1910) - 【渋沢栄一】政府諮問機関の生産調査会創立・副会長。社団法人東京銀行集会所会長。〔70歳〕【竜門社】青淵先生の七十寿祝賀会を開催する。 渋沢関係略年譜
11月3日 第2回秋季店員慰労会を鎌倉で実施 三越関係
11月16日 大日本織物協会主催「創立25周年記念染織物嗜好研究会」開催、出品物の受託販売を約定(最初の委託販売契約) 三越関係
11月29日 白瀬中尉ら南極探検隊28人、204トンの開南丸で出帆 社会
12月10日 羽子板大売出し開催 三越関係
12月19日 徳川大尉、複葉機で3000m飛行に成功 社会
12月 岡山高陰筆「古今集かるた」を製作、販売(児童用品研究会発案) 三越関係
- (この年)家具加工部創設(丸の内別館内、三越製作所の前身) 三越関係
- ハレー彗星が地球に最接近、流言・噂が不安を呼ぶ 生活
- 上野クラブという木造5階建アパートが東京池の端に出現 生活
- 東京神田の仁丹のイルミネーション、壮観の広告といわれる 生活
- クラブ洗い粉、クラブ白粉、クラブ歯磨き発売される 生活
- 熊本の御船千鶴子、千里眼の女といわれ大評判に 生活
- [流行語]「何て間がいんでしょ(何て間が悪いんでしょ)」 世相
- [流行歌]「ハイカラノーエ節」「何て間がいい節」 世相
- [演劇]ゴーリキー作・小山内薫訳「夜の宿」(どん底) 世相
- [出版]柳田国男「遠野物語」若山牧水「別離」石川啄木「一握の砂」長塚節「土」吉井勇「酒ほがひ」;「白樺」「三田文学」創刊 世相
明治44年(1911) - 【渋沢栄一】日露協会評議員。維新史料編纂会委員。財団法人済生会設立、顧問・評議員。勲一等に叙され瑞宝章を授与される。〔71歳〕 渋沢関係略年譜
1月15日 昨年の総売上高1000万円を達成、井上侯爵、三井家、三井各社首脳など70余名を招待、帝国ホテルで午後2時より祝賀会開催 三越関係
1月21日 本館新築に当たり、臨時建築課を設置、建築事務を取り扱う 三越関係
2月17日 帝国劇場新築完成、室内装飾貴賓室用家具調度品、緞帳、演劇衣裳、事務員制服、印半纏などを調製(3月1日帝国劇場開場) 三越関係
2月21日 日米新通商航海条約調印。関税自主権、初めて確立 社会
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