京都銀行協会『銀行 : 源流と進展 : 百周年記念誌』(1981.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治5年(1872) - 【渋沢栄一】大蔵少輔事務取扱。抄紙会社設立出願。〔32歳〕 渋沢関係略年譜
2月15日 新紙幣四種(一円、五〇銭、二〇銭、一〇銭)発行。 一般
5月20日 造幣局、最初の貨幣大試験施行。 一般
6月28日 新紙幣一〇、五、一円の三種発行。 一般
8月10日 従前の為替方を廃止し、三井・小野両組に大蔵省為替御用を命じる。 一般
8月15日 三井・小野両組出願の銀行設立許可、第一国立銀行と命名を指定。 一般
8月 新紙幣一〇〇円、五〇円の二種発行。 一般
11月15日 国立銀行条例制定。 一般
- (この年)○槇村知事、新京極を開く。米一升五銭。 一般
明治6年(1873) - 【渋沢栄一】抄紙会社創立(後に王子製紙株式会社取締役会長)。大蔵省を辞める。海運橋兜町(現在の東京都中央区日本橋兜町)に転居。第一国立銀行創立・総監役。〔33歳〕 渋沢関係略年譜
3月 西京為替会社、経営不振による多額の負債の為、解散するに当り、明治二年以来発行の金券回収、交換開始。 一般
3月 大蔵省、為替会社処分に際し、西京(京都)、大阪、神戸、大津、敦賀の各為替会社と金券引揚の順序を協定。 一般
6月11日 第一国立銀行創立総会開催(七月二〇日大蔵省紙幣頭より開業差許状下附、八月一日開業式。大蔵省は金銀出納事務を同行に委託)。 一般
明治7年(1874) - 【渋沢栄一】東京府知事より東京会議所共有金取締を嘱託される(後に東京会議所会頭)。〔34歳〕 渋沢関係略年譜
2月15日 第一国立銀行神戸支店西京出張所設置(両替町二条下ル)、官金出納事務を取扱う。 一般
明治8年(1875) - 【渋沢栄一】第一国立銀行頭取(後に株式会社第一銀行頭取)。商法講習所創立を支援。〔35歳〕 渋沢関係略年譜
5月4日 政府、両替屋の旧貨幣引換を禁止。 一般
明治9年(1876) - 【渋沢栄一】東京府瓦斯局事務長。養育院事務長。深川福住町(現在の東京都江東区永代)に転居。〔36歳〕 渋沢関係略年譜
3月31日 大蔵省、三井銀行設立認可を東京府に指令(私立銀行名称公許の初め)。 一般
7月1日 三井銀行開業。三井京都両替店(新町通六角下ル)を三井銀行西京分店とする。 一般
8月1日 国立銀行条例改正(資本金の八割の公債証書を政府に供託させ、同額の銀行紙幣の発行を許可する。資本金の二割を政府紙幣で保有させ、引換準備に当てさせる)。 一般
明治10年(1877) - 【渋沢栄一】択善会創立(後に東京銀行集会所・会長)。王子西ヶ原に別荘を建てはじめる。〔37歳〕 渋沢関係略年譜
2月5日 京都・神戸間鉄道開通。 一般
2月15日 西南戦争勃発。 一般
12月12日 国立銀行濫設防止のため、国立銀行条例補正追加。 一般
明治11年(1878) - 【渋沢栄一】東京商法会議所創立・会頭(後に東京商業会議所・会頭)。〔38歳〕 渋沢関係略年譜
3月2日 国立銀行条例に改正を加え、国立銀行の設立を抑制するため、資本金総額四千万円、発行紙幣総額三、四〇〇万余円を限度とする。 一般
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