(株)第一銀行『第一銀行史. 下巻』(1958.07)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治6年(1873) - 【渋沢栄一】抄紙会社創立(後に王子製紙株式会社取締役会長)。大蔵省を辞める。海運橋兜町(現在の東京都中央区日本橋兜町)に転居。第一国立銀行創立・総監役。〔33歳〕 渋沢関係略年譜
12月 大倉組商会設立 第一国立銀行時代//一般
12月 大蔵省はシヤンド著「銀行簿記精法」を刊行し、また簿記の指導書として国立銀行報告差出方規則を編纂す 第一国立銀行時代//一般
- この年より金銀比価一対一五・五から銀価次第に下落す 第一国立銀行時代//一般
明治7年(1874) - 【渋沢栄一】東京府知事より東京会議所共有金取締を嘱託される(後に東京会議所会頭)。〔34歳〕 渋沢関係略年譜
1月11日 第一回株主総会開催、第一回半季実際考課状を頒布す。わが国において営業報告書を株主に頒つことの嚆矢なり//第一回決算は純益九万三千円、割賦金(配当金)は一株当り二円二十五銭なり 第一国立銀行時代//当行
1月21日 臨時株主総会において五万九千二百円増資、総資本金二百五十万円と定む 第一国立銀行時代//当行
1月25日 第一回の営業報告を新聞紙上に広告す。わが国において営業報告を新聞紙上に広告することの嚆矢なり 第一国立銀行時代//当行
2月 神戸支店西京(京都)出張所を開き、官金出納事務を取扱う 第一国立銀行時代//当行
2月 行員一名を米国に留学せしめ、銀行業に関する諸般の事項を調査研究せしむ 第一国立銀行時代//当行
2月 欧洲諸国にあるわが公使館、領事館の為替御用引受を外務、大蔵二省に出願す 第一国立銀行時代//当行
3月1日 新潟第四国立銀行開業 第一国立銀行時代//一般
3月7日 内務省の官金出納を命ぜらる 第一国立銀行時代//当行
3月 生糸、蚕卵紙の欧洲輸出取立代金を公使館、領事館の費途に充用、往返為替打歩の冗費を省き、且つその資金の運転を速かにせんと建議せるも、外国為替取扱を危惧する政府の容るるところとならず 第一国立銀行時代//当行
3月 秩禄公債証省条例制定 第一国立銀行時代//一般
4月13日 駅逓寮と官金出納事務に関する契約を締結す 第一国立銀行時代//当行
4月20日 官金部と営業部との金庫を区別す 第一国立銀行時代//当行
4月 従来無利息の当座預金に半季一万円以上の残高には日歩を附し、定期預金は期間従来六ケ月以上を一ケ月以上とし、期間の長短に従い異なる利息を附することとす 第一国立銀行時代//当行
4月 大蔵省に銀行学局設けらる 第一国立銀行時代//一般
6月 銀行紙幣の流通不円滑にて兌換請求相つぎ新規発行不能となる 第一国立銀行時代//一般
8月15日 横浜第二国立銀行開業 第一国立銀行時代//一般
8月 本店及び大阪支店と長崎の小野組出店との間にコルレスポンデンスを締結、わが国コルレスポンデンスの嚆矢なり 第一国立銀行時代//当行
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