日本銀行『日本銀行百年史. 資料編』(1986.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治2年(1869) - 【渋沢栄一】駿府藩(後に静岡藩)に「商法会所」設立。上京。明治政府に仕え、民部省租税正となる。民部省改正掛掛長を兼ねる。湯島天神中坂下(現在の東京都文京区湯島)に居を構える。〔29歳〕 渋沢関係略年譜
12月5日 (月日は旧暦)府藩県の紙幣製造禁止を布告 金融一般
明治3年(1870) - 【渋沢栄一】大蔵少丞となる。官営富岡製糸場設置に向けて、事務主任となる。〔30歳〕 渋沢関係略年譜
1月27日 (月日は旧暦)蒸気郵便規則、商船規則を公布 その他
3月23日 (月日は旧暦)政府、鉄道建設のため九分利付外国公債をロンドンで公募(100万ポンド) 金融一般
4月13日 (月日は旧暦)横浜為替会社の洋銀券発行を許可 金融一般
4月13日 (月日は旧暦)三井組に貯蓄金の取扱いを命ずる 金融一般
6月21日 (月日は旧暦)普仏戦争始まる(1871年5月10日講和成立) その他
7月10日 (月日は旧暦)大蔵・民部両省分離 その他
8月9日 (月日は旧暦)フランス共和国宣言 その他
8月25日 (月日は旧暦)イタリア統一完了 その他
10月9日 (月日は旧暦)土佐開成商社創設(三菱のはじまり) その他
10月20日 (月日は旧暦、閏10月)工部省設置 その他
10月 (月日は旧暦、閏10月)にせ札流布に対処して金札改所を設置 金融一般
11月12日 (月日は旧暦)太政官、新貨幣の本位および重量を裁定(1円銀貨を本位貨とする銀本位制の採用) 金融一般
11月28日 (月日は旧暦)ドイツ帝国成立 その他
12月29日 (月日は旧暦)米国出張中の大蔵少輔伊藤博文、金本位制の採用、金札引換公債の発行、紙幣発行会社の設立を建議 金融一般
明治4年(1871) - 【渋沢栄一】大蔵省紙幣頭となる。神田小川町裏神保小路(現在の東京都千代田区神田神保町)に転居。『立会略則』刊行。〔31歳〕 渋沢関係略年譜
1月2日 (月日は旧暦)大隈重信参議・井上馨大蔵少輔、在米の伊藤博文あて手紙の中でバンク・オブ・ジャッパン構想を示す 本行関係
1月24日 (月日は旧暦)郵便規則制定(3月1日実施) その他
2月15日 (月日は旧暦)造幣寮開業式 金融一般
4月2日 (月日は旧暦)伊達大蔵卿・大隈参議ら、伊藤の紙幣発行会社構想を批判、正貨兌換制度の確立を主張 本行関係
5月10日 (月日は旧暦)新貨条例および造幣規則を布告(金本位制採用、円をもって単位とし、円以下は銭・厘とする10進法採用、本位金貨20円・10円・5円・2円・1円、開港場に限り貿易銀1円の無制限通用を認める) 金融一般
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