(株)三菱銀行『三菱銀行史』(1954.08)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治3年(1870) - 【渋沢栄一】大蔵少丞となる。官営富岡製糸場設置に向けて、事務主任となる。〔30歳〕 渋沢関係略年譜
10月9日 岩崎弥太郎(天保五年、一八三四年出生)土佐藩営西長堀商会を譲受けて土佐開成商社を創設し、海運事業を営む(三菱事業の発端) 当行//前史
10月18日 土佐開成商社を九十九商会と改称、土佐藩所有の船三隻を継承して東京・大阪・高知間の航路を開始、三菱印を船旗に決定 当行//前史
10月20日 工部省設置、鉱山、製鉄、鉄道、電信機を管掌 一般
11月 東京南茅場町に東京支店開設 当行//前史
11月 新貨の品位及び量目確定、一円銀貨を本位貨幣とする各種貨幣の鋳造方針決定 一般
12月29日 在米中の伊藤博文、金貨本位制の採用及び銀行を設けこれに紙幣発行の特権を付与すべきことを建議 一般
明治4年(1871) - 【渋沢栄一】大蔵省紙幣頭となる。神田小川町裏神保小路(現在の東京都千代田区神田神保町)に転居。『立会略則』刊行。〔31歳〕 渋沢関係略年譜
1月18日 独逸統一完成、独逸帝国成立 一般
1月24日 郵便規則制定 一般
5月10日 新貨条例発布(金本位制採用、一両を一円とす) 一般
5月 万歳、音河炭山(和歌山県)を借用稼行す(三菱炭坑経営の嚆矢) 当行//前史
6月15日 新貨条例による銀貨(補助貨)鋳造 一般
7月14日 廃藩置県、藩札廃止、新紙幣と引換布告 一般
7月29日 太政官制改革(太政大臣、左右大臣、参議の三職を置く) 一般
10月15日 三井組に託し大蔵省兌換証券を発行 一般
12月4日 独、金本位制採用 一般
12月27日 新紙幣発行及び旧紙幣(太政官札、民部省札、藩札)回収を布告 一般
明治5年(1872) - 【渋沢栄一】大蔵少輔事務取扱。抄紙会社設立出願。〔32歳〕 渋沢関係略年譜
1月14日 三井組に託し開拓使兌換証券を発行 一般
1月 九十九商会を三ツ川商会と改称 当行//前史
3月27日 鉱山心得書頒布(鉱物はすべて政府の所有とし政府にのみ開採権を認む) 一般
6月28日 十円、五円、二円の新紙幣発行 一般
PAGE TOP