キッコーマン(株)『キッコーマン株式会社八十年史』(2000.10)

"PB(プライベート・ブランド)"の索引語が書かれている目次項目はハイライトされています。

目次は見出しの階層(編・章・節・項…など)ごとに絞り込んで見ることができます。

… 資料編に詳細な情報があります。

表示切替
目次項目 ページ
緒言 NP
発刊によせて 取締役社長茂木友三郎 NP
歴代社長 巻頭
野田本社 巻頭
当社経営陣 巻頭
沿革 p1
歴史口絵 p1
序 しょうゆ小史 p9
しょうゆのルーツ「醤」 p9
平安京に醤の市 p10
「醤」から「溜」の時代へ p10
室町中期以降に登場 p11
江戸末期に完成したしょうゆ p12
現代のしょうゆ製法 p13
微生物の営みがもたらす産物 p14
第1編 野田を全国一の産地に-茂木・高梨一族のしょうゆ造家 江戸時代~明治時代 p15
第1章 茂木・高梨一族の事業 p16
1. 一族8家の創業 p16
2. しょうゆ醸造業の構造 p20
3. 一族の事業戦略 p23
4. 一族造家への生産力集中 p26
第2章 「上方勢」「銚子勢」との競争 p29
1. 江戸とその周辺の新市場 p29
2. 「下りしょうゆ」を追撃 p33
3. 銚子勢との覇権争い p38
第3章 「亀甲萬」の栄光 p43
1. トップ・ブランドへの道 p43
2. 「天下一品」の自信と誓い p46
3. 宣伝・広告の先達 p49
4. 江戸時代のしょうゆ輸出 p51
第4章 文明開化と野田の造家たち p58
1. 新しい技術へのチャレンジ p58
2. 輸出市場の開拓と流通対策 p62
3. 野田の産業基盤整備 p67
第2編 「野田醤油株式会社」の創立-近代化へ一族8家が合同 1917(大正6年)~1936(昭和11年)(昭和初期の長期不況) p71
時代と経営の軌跡 p72
第1章 「造家の蔵」を「会社の工場」へ p74
1. 一族合同の背景 p74
2. 合同交渉の経緯 p78
3. 会社設立の登記 p80
第2章 近代化、一元化への道程 p84
1. 会社の性格と経営理念 p84
2. 野田に新鋭巨大工場 p89
3. 関西に”第2の野田”を実現 p92
4. 財務・会計処理の近代化 p96
第3章 労働問題と歴史的な大争議 p98
1. 工場管理制度の改革 p98
2. 大争議と「産業魂」 p101
3. 雇用・福利制度の整備 p105
第4章 深刻な不況と生産過剰 p110
1. 競争激化と3社の協調 p110
2. 直配手形制度と三蔵協定 p113
3. 樽から壜への時代に p116
4. 銚子醤油との資本提携 p120
第3編 「供給責任」をめぐる苦闘-深刻の度を増す原料難 1937(昭和12年)~1945(昭和20年)(戦時統制経済の時代) p123
時代と経営の軌跡 p124
第1章 「天下一品」の誇りと苦悩 p126
1. 戦時経済体制への移行 p126
2. 原料統制と配給切符制 p132
3. しょうゆにも品質規格 p136
4. 技術開発と野田産業科学研究所 p139
第2章 戦時下の内外業務 p143
1. 戦時中の海外輸出 p143
2. 台湾、サハリンへの移出 p144
3. 海外生産拠点の展開 p146
4. 戦争末期の国内状況 p149
第4編 「醸造しょうゆ」の危機を救う-効率的な醸造法の開発 1946(昭和21年)~1955(昭和30年)(戦後の経済復興期) p153
時代と経営の軌跡 p154
第1章 トリレンマの重圧 p156
1. 占領政策と民主化 p156
2. インフレ下の経営健全化 p160
3. 「質」か「量」かの選択 p165
第2章 研究と技術開発の開花 p170
1. 「しょうゆ」の混乱期 p170
2. 「新式2号」と「7・3協定」 p173
3. 伝統の醸造法に科学の光 p177
4. N.K式の原料処理方法 p180
第3章 輸出再開と統制解除 p183
1. 戦後の対米貿易 p183
2. 高規格の製品を輸出 p185
3. 自由販売への対応 p188
4. 自由販売の復活 p193
5. 酒造部門もヒット商品 p201
第5編 社名を「キッコーマン醤油」に-国際化・多角化の進展 1956(昭和31年)~1965(昭和40年)(前期高度経済成長期) p205
時代と経営の軌跡 p206
第1章 前期高度経済成長期の業界 p208
1. 大手の寡占化がすすむ p208
2. 日本醤油協会の改組とJAS制定 p212
3. 中小メーカーの近代化 p215
第2章 品質向上と生産技術の飛躍 p216
1. 市場の変化への対応 p216
2. より良い品を、より安く、より多量に p218
3. 本醸造の期間も大幅短縮 p220
4. 豊かな「芳香」と「色沢」 p223
5. 機械化・自動化の推進 p225
第3章 営業の革新を求めて p230
1. 拠点拡充と営業方針の統一 p230
2. 「マーケティング」の導入 p231
3. しょうゆ容器の革新 p234
4. 新しい調味料としょうゆ p237
5. ソース、酒類も多様化 p241
第4章 相次ぐ多角化事業の始動 p244
1. デルモンテ事業のスタート p244
2. 製薬とコーラ事業 p245
3. ワイン事業への参入 p248
第5章 アメリカ市場の開拓も新段階へ p251
1. KIIの設立 p251
2. 販売戦略と商品開発 p255
3. 国際的一流食品の認知を p257
第6章 「醤油」を残した社名変更 p260
1. 社名変更の誘因 p260
2. しょうゆ事業への自信と責任 p262
歴史口絵 p265
第6編 国際企業「Kikkoman」への飛躍-アメリカで生産を開始 1966(昭和41年)~1973(昭和48年)(後期高度経済成長期) p273
時代と経営の軌跡 p274
第1章 「確かな製品」とP&N p276
1. 需要の停滞と構造変化 p276
2. JAS改定と「特級」 p279
3. 「確かな製品」と本物訴求 p281
4. 需要喚起に「こだま作戦」 p285
5. 流通革命への対応 p290
第2章 装置産業化への技術革新 p293
1. 原料処理から仕込までの連続化 p293
2. 圧搾と火入にも新技術 p296
3. 「粉末製品」と「かつお節エキス」 p299
4. 野田の作業部門集約化 p301
第3章 多角化部門の基盤づくり p304
1. デルモンテ事業の進展 p304
2. 日本の葡萄で日本のワインを p306
第4章 「Made in USA」のKikkoman p312
1. 部分的現地生産と「Made in USA」 312」
2. 現地での一貫生産へ p314
3. アメリカのキッコーマン工場 p318
4. 世界市場を視野にした営業体制 p322
5. 障害と危機を乗り越える p324
第5章 「新しい経営」の展開 p326
1. 食品業界初のコンピューター導入 p326
2. 経営計画とプロフィット・センター p330
3. 教育研修と社員処遇制度 p332
4. 「物流」が新しい経営課題に p335
5. 「社会」との調和を求めて p338
第6章 高度経済成長の終焉 p342
1. 高度経済成長期の経営 p342
2. 高度経済成長末期の苦闘 p344
第7編 「価値ある企業」への模索-グループの結束を軸に 1974(昭和49年)~1979年(昭和54年)(成熟化経済移行期) p347
時代と経営の軌跡 p348
第1章 新たな業界競争への対応 p350
1. 流動的な時代に突入 p350
2. 優位の体制に生じた陰り p352
3. バリュー・リーダー企業へ p355
第2章 工場集約化の始動 p357
1. 野田にグループ工場制 p357
2. 酒造部門の合理化 p360
3. 「物流システム」の合理化 p364
第3章 「キッコーマン・ワールド」の展開 p366
1. ブランド・イメージの高揚 p366
2. 世界の味を日本へ p371
3. スーパーへの営業体制 p372
4. 弾力的な商品戦略へ p375
第4章 新しい事業と商品の開発 p378
1. レストラン事業への参入 p378
2. 技術活用が生んだ新商品 p381
3. 長期計画と「統合の経営」 p383
4. 労使協調への機運 p385
第5章 「ワイン」「トマト」の成長 p388
1. 日本にヴィンテージの里 p388
2. 「日本のワイン」の路線を転換 p391
3. 「風土への回帰」の路線 p394
4. 高まる「デルモンテ」への信頼 p397
第6章 米国から欧州への市場展開 p400
1. 米国市場の需要加速 p400
2. 高まる日本食品への関心 p404
3. ヨーロッパ市場への始動 p406
第8編 「キッコーマン株式会社」の時代へ-食文化を担う国際企業に 1980(昭和55年)~1985(昭和60年)(成熟化経済移行期) p409
時代と経営の軌跡 p410
第1章 「80年代」と「第3の創業」 p412
1. しょうゆを拡げ、超える p412
2. 意識革新と能力開発 p414
3. 新しいキッコーマンの創造 p418
第2章 「収益改善」への挑戦 p422
1. 収益改善推進本部の発足 p422
2. 小集団活動と「KGA」 p424
3. 商品の多様化と活性化 p426
4. 生産体制と物流の改善 p431
5. 営業体制の改革 p434
第3章 「バイオ」と事業開発 p436
1. バイオテクノロジーの新商品 p436
2. 遊休資産活用の新事業 p439
3. エンジニアリング事業の発展 p441
第4章 シンガポール工場の誕生 p444
1. ドイツから北欧への進出 p444
2. 英仏市場への挑戦 p445
3. オーストラリア市場の飛躍 p447
4. ブラジル市場への対応 p449
5. 多国籍市場型工場の構想 p450
6. シンガポール工場の操業 p451
第5章 トマト、ワイン事業の明暗 p455
1. 構造的なトマト不足 p455
2. ワイン事業の成長にはずみ p457
3. 特別限定醸造の頒布会 p459
4. マンズワイン事件 p462
5. 信頼回復への新体制 p465
第9編 CIで経営風土の刷新へ-「食の、あたらしい風」を旗印に 1986(昭和61年)~1990(平成2年)(円高不況・バブル景気) p469
時代と経営の軌跡 p470
第1章 「CI」の導入と「革新経営」 p472
1. 円高不況下の再出発 p472
2. 当社のCIの特徴 p474
3. 組織の革新と「中期計画」 p477
4. 全員参加の経営と「方針管理」 p482
5. 人事制度にも新しい風 p483
第2章 ハイテク化する工場設備 p488
1. 「千歳工場」の誕生 p488
2. 野田、流山の新鋭設備 p490
3. 高砂工場の改革 p494
第3章 ニーズ対応の商品開発 p496
1. 商品開発にも新しい風 p496
2. 「特選丸大豆しょうゆ」の開発 p499
3. 和風調味料も多彩に p503
4. ソースの用途別商品化 p505
5. 酒類にも多様化の流れ p506
6. 業務・加工用の営業力強化 p509
7. 売掛金回収システムの改革 p511
第4章 「デルモンテ事業」の確立 p513
1. 極東での商標使用権、営業権取得 p513
2. WE GROW QUALITY p515
3. 「NDM」の発足と独自技術 p518
第5章 「ワイン事業」の再出発 p521
1. 新しい体制のもとで p521
2 ワイン戦略に新しい視点 p522
3. 頒布会の再開と「ヌーヴェレール」 p524
第6章 米・欧からアジア市場へ p528
1. 米国市場で安定成長を維持 p528
2. アジア市場の開拓を始動 p531
第10編 高付加価値戦略の展開-揺らぐ「価値」と「価格」への対応 1991(平成3年)~1994(平成6年)(バブル崩壊・平成不況) p535
時代と経営の軌跡 p536
第1章 「新しい価値」の創造 p538
1. 失われた価値の回復 p538
2. PB攻勢への対応 p542
3. 「経営の質」を高める p543
4. 製造・販売も参加する物流改善 p544
第2章 商品のワンランク・アップ p549
1. 「特選丸大豆しょうゆ」が主役 p549
2. 「高付加価値」を支える新鋭設備 p551
3. 和風調味料も丸大豆路線へ p555
4. 業務加工用営業の強化 p556
第3章 「バイオ事業」の本格展開 p559
1. 21世紀に開花の期待 p559
2. 食品分野に広がる研究成果 p560
3. しょうゆ製造への応用 p562
第4章 逆風下の多角化2部門 p566
1. 「デルモンテ」のアジア展開 p566
2. 飲料政策の軌道修正 p567
3. ワイン市場も”冬の時代”に p570
4. 「価格破壊」への対応 p571
第5章 高まる海外事業のウェート p575
1. 創業20年を迎えた「KFI」 p575
2. 「KSP」もめざましい成長 p578
3. ヨーロッパ市場の着実な成長 p580
4. 新しい海外生産拠点の選択 p581
第11編 21世紀への飛翔を期して-挑戦的企業体質への変革 1995(平成7年)~1997(平成9年)(平成不況期) p585
時代と経営の軌跡 p586
第1章 「挑戦」と「変革」に向けて p588
1. 「攻めの経営」への転換 p588
2. 経営課題に挑む組織づくり p591
3. 「存在意義ある企業」をめざす p593
4. 情報体制の拡充 p595
第2章 「丸大豆路線」の拡充 p598
1. 長引く“バブル崩壊不況” p598
2. 新定番「丸大豆しょうゆ」 p600
3. 新しい「和風調味料」の世界 p602
4. 酒類事業の新しい展開 p604
5. バイオ研究から食品素材も p606
第3章 「国際標準化」と物流改革 p609
1. 相次ぐ「ISO」「HACCP」の導入 p609
2. 物流改革「LP98」のスタート p611
第4章 「トマト」「ワイン」のブーム p614
1. 「イタリアン」と「健康」への関心 p614
2. 第5次ワインブーム p616
3. 新・ワイン宣言 p617
第5章 日米欧亜の4極体制 p621
1. 欧州、米国第2工場の立地選定 p621
2. 「KFE」とヨーロッパ工場の竣工 p623
3. KFIのCAPも完成 p627
第6章 創立80周年を迎えて p631
1. 8つの記念事業を選定 p631
2. 「新しい時代」への労使協調 p633
3. 21世紀への3つの課題 p635
現況口絵 p637
資料 p661
会社合併の訓示 p661
役員任期一覧表 p662
しょうゆ出荷量と当社の業績 p666
工場、出先営業部門等の変遷 p668
年表 p680
索引 p709
参考文献・資料 NP
あとがき NP
索引リスト
PAGE TOP