日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和20年(1945) - 【竜門社】曖依村荘を政府に寄贈する。空襲により曖依村荘内の建物の多くを焼失する。【渋沢敬三】幣原喜重郎より組閣本部に招かる。新木、山際正道と相談、大蔵大臣受諾。親任。 渋沢関係略年譜
9月3日 GHQ、放送協会の海外放送のうち、外国語放送の禁止を指令 9.10日本語放送も禁止 国内・国外
9月7日 4代所長荒川大太郎就任(技術局長・所長兼務) *技研・NHK(技術研究所)
9月7日 戦後最初の放送局として高松放送局開局 技研・NHK
9月10日 広島中央局、第2放送開始(1kW、昭22.12.27 10kWに増力) 技研・NHK
9月13日 GHQ(CCD)による放送の事前検閲開始 国内・国外
9月18日 逓信院、全波受信機の使用禁止を解除(閣議了解) 国内・国外
9月22日 GHQ、「日本ニ与フル放送準則(Radio Code for Japan)」を指令 国内・国外
9月23日 進駐軍放送(AFRS)開始 各放送局で施設、役務を提供、東京・大阪を除く各中央局の第2放送は予備施設使用となり減力 技研・NHK
9月23日 東京第1放送増力(10kW→50kW) 技研・NHK
9月 放送会館(東京)内に最高司令部民間情報教育局(CIE)および民間検閲部(CCD)設置、放送はCIEの番組指導、CCDの番組検閲を受ける 国内・国外
9月 電気機械統制会、商工省・逓信院・日本放送協会・受信機および真空管メーカーなどと戦後の受信機生産の方針を協議、一般標準受信機の性能についての規格などを決議、「国民型受信機」を制定 昭21.3逓信院、「国民型受信機」を標準受信機に認定 国内・国外
10月15日 政府、次官会議で「電視(テレビジョン)放送実施準備に関する件」を決定、国民娯楽および科学思想普及のため放送協会を中心に早期実現を計画(GHQの反対で実現せず) 国内・国外
10月16日 日本放送協会部課長会、逓信系理事の総退陣・監督諸法規の撤廃・機構経営の民主化など改革案を決議、会長に提出 10.25一般職員、職員大会開催 11.21部課長と一般職員からなる日本放送協会職員会結成 技研・NHK
10月22日 松山中央局でアンテナ二重給電を初めて実施 技研・NHK
10月26日 放送技術調査会、技術研究調査会再開 *技研・NHK(技術研究所)
10月30日 臨時会員総会開催、役員人事の主務大臣による認可制廃止・評議員会制など放送事業の自主化と民主化を企図する定款改正案を可決、逓信院に対し認可申請 12.7認可 技研・NHK
10月 (仏)テレビ放送、走査線441本方式で再開 国内・国外
10月 (英)SF作家アーサークラークはWireless World誌上で赤道上に打ち上げられた静止衛星による国際通信の可能性を予言・提案する 国内・国外
10月 (米)CBSでカラーテレビジョンの実験放送開始 国内・国外
11月1日 第1放送、放送開始から終了まで休止時間なく放送を継続する全日放送開始 技研・NHK
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