九州水力電気(株)『九州水力電気株式会社二十年沿革史』(1933.08)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和3年(1928) - 【渋沢栄一】日本女子高等商業学校建設後援会発起人。日本航空輸送株式会社創立・創立委員長。〔88歳〕【竜門社】青淵先生米寿祝賀会を開催し、斯文会編訳『国訳論語』等を記念品として青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
2月24日 東京本社に於て臨時株主総会開催別途積立金及前期繰越金処分の件並福岡市内電鉄、福岡市西町より福岡県早良郡姪浜町に至る電鉄及不動産一部分離譲渡の件議決承認を得たり
5月15日 新株式九十万二千株に対し第二同払込金一株に付金拾弐円五拾銭也を徴収す
5月15日 二月二十四日開催の臨時株主総会の決議に基き四月三十日現在の株主に対し旧株一株に付金参円也新株一株に付金七拾五銭也の割合を以て分配金を交附せり
5月25日 北九州鉄道株式会社と当社との間に姪浜、加布里間の北筑軌道並に附属物件一切譲受渡契約を交換す
5月31日 本月二十五日出願の北筑軌道姪浜、加布里間を北九州鉄道株式会社に譲渡並に営業休止の件認可申請に対し鉄道内務両大臣より認可を得たり
6月21日 東京本社に於て第三十五回定時株主総会開催監査役三名満期改選の結果何れも再選重任せり
6月29日 森村社長改名に付登記変更申請即日手続終了せり
7月16日 本月二日工事落成の新多変電所及鯰田、新多間送電線路に対し使用認可を得たり
8月15日 吉塚、博多築港間貨物電車線を鉄道省吉塚駅に通じ省線と貨物連帯運輸を開始せり
8月15日 監査役麻生観八氏本月二日 亡[死亡]に付登記変更申請即日手続終了せり
10月19日 二年八月十五日発行の第四回社債金八百万円也償還資金として株式会社住友銀行外三行より金八百万円也を借款せり
10月25日 取締役森村市左衛門社長辞任後任として取締役麻生太吉氏就任に付関係官庁へ届出をなしたり
12月22日 東京本社に於て第三十六回定時株主総会を開催す
昭和4年(1929) - 【渋沢栄一】アメリカン・ソサエティ・オブ・メカニカル・エンジニア名誉会員。中央盲人福祉協会創立・会長。〔89歳〕 渋沢関係略年譜
2月22日 本月十二日工事落成の飯塚変電所より九州電気軌道株式会社山野変電所に至る送電線路に対し使用認可を得たり
4月4日 大正十五年四月一日発行の第三回社債金八百万円也繰上償還完了す
4月13日 三月二十日工事落成の野尻発電所及野尻、高原間送電線路に対し使用認可を得たり
4月17日 当社本店所在地を東京市麹町区丸ノ内三丁目二番地に移転したるに付登記変更申請即日手続終了せり
4月22日 二年八月十五日発行の第四回社債金八百万円也繰上償還完了す
5月3日 三年十二月十五日工事落成の後藤寺、赤池間送電線路に対し使用認可を得たり
6月23日 東京本社に於て第三十七回定時株主総会開催定款第二条事業目的の項改正の件議決承認を得たり
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