東京瓦斯(株)『東京瓦斯五十年史』(1935.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正13年(1924) - 【渋沢栄一】財団法人日仏会館創立・理事長。東京女学館・館長。〔84歳〕【竜門社】財団法人竜門社となる。 渋沢関係略年譜
12月 滝野川供給所を新設す。
大正14年(1925) - 【渋沢栄一】製鉄鋼調査会委員。史籍協会評議員。浅草寺臨時営繕局顧問。日本無線電信株式会社設立委員長。飛鳥山邸(曖依村荘)に青淵文庫竣工、傘寿と子爵昇格の祝いを兼ねて竜門社より贈られる。〔85歳〕【渋沢敬三】横浜正金銀行退職。 渋沢関係略年譜
7月 社債第三回八百万円を募集す。
10月 瓦斯事業法実施さる。
12月 資本金を五千五百万円増加して一億円に変更の件承認方を東京市に申請す。
大正15年(1926) - 【渋沢栄一】太平洋問題調査会創立・評議員会会長。社団法人日本放送協会創立・顧問。〔86歳〕【渋沢敬三】澁澤倉庫取締役に就任。第一銀行取締役に就任。東京貯蓄銀行取締役に就任。 渋沢関係略年譜
1月 資本金五千五百万円増加の件株主総会にて決議す。
5月 客年十二月東京市に申請した資本金五千五百万円増加の件承認さる。
11月 資本金を株主総会(一月)の決議に依り五千五百万円増加して一億円とす。
昭和2年(1927) - 【渋沢栄一】日本国際児童親善会創立・会長。日米親善人形歓迎会を主催。航空輸送会社設立準備調査委員会会長。〔87歳〕【渋沢敬三】東洋生命取締役に就任。理化学興業監査役に就任。 渋沢関係略年譜
5月 昭和二年より同七年に至る六ヵ年間に需用家二十万戸を得べく、之に伴ふ製造供給設備一切の大拡張計画を樹て商工大臣に上申す。
9月 大正十三年三月発行の社債五百万円を償還す。
12月 目黒供給所を新設す。
12月 瓦斯普及の実を挙げる為め大拡張計画の予定年限六ヶ年を短縮し、昭和三、四両年に於て予定の需用家二十万戸を得べき見込を立てゝ工事を促進し、取敢へず商工大臣に昭和三年度の計画変更を上申す。
昭和3年(1928) - 【渋沢栄一】日本女子高等商業学校建設後援会発起人。日本航空輸送株式会社創立・創立委員長。〔88歳〕【竜門社】青淵先生米寿祝賀会を開催し、斯文会編訳『国訳論語』等を記念品として青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
6月 麻布営業所を設置す(芝営業所移転改称)。
8月 本年初より瓦斯普及に積極的方針を取り良好なる成績を収めたるを以て予定の需用家増加数三年度八万戸、四年度十二万戸合計二十万戸を、更に変更して三年度十万戸、四年度十四万戸合計二十四万戸となし其の旨商工大臣に上申す。
8月 大正十四年七月発行の社債八百万円の内五百万円を償還す。
12月 本年中の需用家増加数は十一万二千四百八十三戸にして、予定計画十万戸を超過し好成績を収む。
昭和4年(1929) - 【渋沢栄一】アメリカン・ソサエティ・オブ・メカニカル・エンジニア名誉会員。中央盲人福祉協会創立・会長。〔89歳〕 渋沢関係略年譜
4月 臨時株主総会にて資本金を一億円増加して二億円に変更の件決議す。
4月 「メートル」法実施に伴い従来の立法呎制「メートル」を立法米制「メートル」とする為め取替に着手す。
5月 四月の臨時総会の決議に依る資本金増加の件承認を東京市に申請す。
5月 大正十四年七月発行の社債八百万円の残額三百万円を償還す。
6月 東京市会は当社より申請したる一億円増資を否決す。
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