(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和41年(1966) - 【竜門社】創立80周年記念式典を開催する。 渋沢関係略年譜
- *公共事業促進とベトナム特需で、景気上昇に転じる。(〈いざなぎ景気〉1965年下期~70年下期。平均成長率11.6%、高度経済成長)。 内外事情
- *〈ひのえうま〉で、出生数136万974人、前年比25%(45万人)減。 内外事情
- *交通事故による死者1万3904人で、空前の記録(〈交通戦争〉の語生れる)。 内外事情
昭和42年(1967) - 【竜門社】松本支部開設。 渋沢関係略年譜
1月6日 米海兵隊、南ベトナムのメコン=デルタに初進攻。9日、米国防省、ベトナム参戦の米軍47万3000人と発表。(朝鮮戦争最盛時をこえる)。 内外事情
1月9日 中国、上海の32組織、奪権を訴えた〈緊急通告〉を発表(この頃より、奪権闘争激化)。31日、黒竜江省、2月24日、上海市、4月20日、北京市、各革命委員会成立。 内外事情
1月11日 日本雑誌協会・日本出版取次協会・日本出版物小売業組合全国連合会の代表、出版販売合理化協議会で意見の一致をみた雑誌運賃撤廃に関する実施要綱の覚書を確認し、調印。また、不足運賃処理要綱に関し雑誌協会と取次協会との間に覚書が作られる。 出版界
1月14日 日本書籍出版協会、文部省発表の著作権及び隣接権に関する法律草案(1966年10月22日)に対する意見書を文部大臣に提出(1月18日、日本雑誌協会も)。 出版界
1月24日 《赤旗》、〈紅衛兵の不当な非難に答える〉を発表。公然と中共を批判。3月15日、〈毛沢東一派〉を名ざしで非難。 内外事情
1月25日 公正取引委員会の物価担当官会議、販売業者への景品提供は、年間1人当り10万円以下に限るとの規制案を発表、出版業界の一部でみられる過当報奨の自粛をうながす。 出版界
1月25日 琉球立法院文教社会委員会、教育公務員2法(勤評実施と教員の政治活動禁止)を採択。24日、2万人のデモ隊に囲まれ、本会議流会。11月22日、廃案。 内外事情
1月27日 米英ソ、宇宙平和利用条約調印。 内外事情
1月28日 社員・家族スキー旅行―菅平へ、参加者78人。 岩波書店
1月29日 第31回衆議院総選挙。自民277・社会140・民社30・公明25・共産5。自民得票率、50%を割る。 内外事情
1月30日 〈岩波文庫創刊40年・岩波新書創刊30年記念 岩波の文化講演会〉を鹿児島で開催。この年11月16日東京開催を最終回とし全国49都市で開催。 岩波書店
2月4日 厚生省、初の原爆被爆者実態調査の結果を発表。(1965.11.1現在の生存被爆者29万8500人)。 内外事情
2月10日 小冊子《急流の如く―岩波新書の30年》作製―新書判48頁、非売品。岩波新書創刊30年を記念して岩波新書の成立・発刊の趣旨・30年の歴史を述べたものである。あわせて1959年4月に作製した《風雪に耐えて》の増訂版《風雪に耐えて―岩波文庫の話》(新書判56頁、非売品)を作製。 岩波書店
2月11日 初の建国記念日。東大・東教大などの学生、記念日に反対し同盟登校。 内外事情
2月13日 公明党大会、委員長竹入義勝・副委員長北条浩・白木義一郎・書記長矢野絢也を選出。 内外事情
2月14日 第1回新風賞(書店新風会が創設、前年度、最も多くの部数が販売された書籍の出版社に贈られる)=三浦綾子《氷点》を出版した朝日新聞社出版局。 出版界
2月14日 主婦の友社、創業50周年記念祝賀会(東京・パレスホテル)を開催。また《主婦の友社の五十年》を刊行。 出版界
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