(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和41年(1966) - 【竜門社】創立80周年記念式典を開催する。 渋沢関係略年譜
9月12日 低温きゅうり(福島)を東京で販売。(コールド=チェーン実験第1号)。 内外事情
9月16日 《魯迅選集》全13巻同時刊行―魯迅歿後30年にあたり、1964年2月より刊行した同選集改訂版に、さらに補訂を加え、全13巻を同時に刊行した。 岩波書店
9月17日 社員・家族の会―芝白金の迎賓館で開催、参会者448人。 岩波書店
9月18日 サルトル、ボーヴォワール来日。 内外事情
9月24日 山井基清《催馬楽訳譜》刊―その旋律が今に伝えられている催馬楽は僅か数曲を数えるにすぎない。著者はその原因が呂律の旋法にとらわれていたためであることを究明し、新たに笛の自然音階から解き明かして、61首全曲の訳譜を完成した。1961年5月刊の前著《風俗訳譜》につづく労作。 岩波書店
9月25日 九州天草五橋開通。 内外事情
9月27日 社会党、国会で、共和製糖への不当融資問題を追及。11月19日、前社長菅貞人を告発。 内外事情
9月27日 インドネシア、国連に復帰。 内外事情
10月1日 満55歳定年後、本人が希望する場合2年間再雇用することとした。1964年春闘の要求(本人が希望する場合には満55歳の定年を60歳まで延長する)を機に設けられた小委員会による討議を経て、経営協議会において決定。 岩波書店
10月1日 《科学》10月号特集〈安全問題の基本的立場―災害における加害者と被害者〉発行。 岩波書店
10月7日 《世界》11月号特集〈中国の文化大革命と日中問題〉発行。 岩波書店
10月9日 中共中央工作会議開催(林彪、劉少奇国家主席と鄧小平党総書記を名指しで攻撃。両名自己批判)。 内外事情
10月14日 社員定例旅行―蓼科・霧ケ峯へ、参加者132人。 岩波書店
10月17日 《三木清全集》刊行開始―全19巻。編集:大内兵衛・東畑精一・羽仁五郎・桝田啓三郎・久野収。1946年9月刊行の《三木清著作集》全16巻には、当時の占領軍の命令、その他の事情によって収録を見合わせた資料も多く、戦後の悪条件のため造本も十全とは言い難いものであった。今回の全集は、新発見のさまざまな評論・日記などを加えて全集とした。なお、刊行に先立ち、三木氏の命日9月26日には〈三木清を偲ぶ〉講演会を東京・京都で同時に開催し、東京では古在由重・羽仁五郎の両氏が、京都では松田道雄・阿部知二・久野収・吉野源三郎の諸氏が講演を行った。(1968.5.24完結)。 岩波書店
10月17日 ジョンソン米大統領、アジア・太平洋地域7ヵ国(南ベトナムなど)訪問に出発。24日、ベトナム参戦7ヵ国会議、マニラでひらく。大統領出席。 内外事情
10月20日 新潮社、創業70周年と新社屋落成祝賀会(東京・ホテルオークラ)を開催。 出版界
10月21日 総評54単産、ベトナム反戦統一スト。 内外事情
10月22日 文部省、著作権法の全面改正につき、文化局試案、著作権及び隣接権に関する法律草案を発表(11月21日、文部省は関係団体への説明と研究の会を開く。日本書籍出版協会は、これに先だち、同草案につき、翻訳権10年留保その他14項目の質問書を提出し研究会で質疑を行う)。 出版界
10月25日 サートン《古代中世科学文化史》全5巻完結。(第1回、1951.11.15)。 岩波書店
10月26日 最高裁、〈1958年3月20日の東京中郵職場離脱事件〉に差戻し判決。(公企体職員の争議行為は刑事罰対象にならないと新判例)。 内外事情
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