(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和6年(1931) - 【渋沢栄一】癩予防協会会頭・理事。11月11日永眠。〔91歳〕【渋沢敬三】東京貯蓄銀行会長に就任。 渋沢関係略年譜
3月 桜会・大川周明ら、軍部クーデターによる宇垣内閣樹立を企図、未遂におわる(3月事件)。 内外事情
4月1日 雑誌《科学》創刊―編集主任:石原純。編集者:安藤広太郎・岡田武松・柴田桂太・寺田寅彦・小泉丹・柴田雄次・坪井誠太郎。(後に大河内正敏・橋田邦彦・仁科芳雄の諸氏が参加)。自然科学の向上と普及とは、哲学の確立と並んで岩波茂雄の大きな関心事であったが、わが国にドイツのNaturwissenschaftやイギリスのNatureのような理論雑誌のないことが、久しくわが学界で遺憾とされていることを知って、この雑誌を創刊するに至った。型はNaturwissenschaftにならい、用紙には特別にすかせた、つやのないアート紙を用いた。定価35銭 岩波書店
4月1日 文芸春秋社《文芸春秋オール読物号》、非凡閣《実話雑誌》創刊。 出版界
4月1日 重要産業統制法公布、8月11日施行、カルテル結成を助成。 内外事情
4月1日 工業組合法公布。 内外事情
4月1日 上海自然科学研究所創立。 内外事情
4月2日 労働者傷害扶助法・入営者職業保障法公布。 内外事情
4月10日 日本雑誌協会、雑誌の返品期間の短縮、発売日の統一を決議し、7月号から実施と決定。 出版界
4月13日 浜口首相病状悪化のため浜口内閣総辞職、若槻礼次郎民政党総裁となる。 内外事情
4月14日 第2次若槻民政党内閣成立。 内外事情
4月14日 スペイン王制たおれ、共和制宣言。 内外事情
4月15日 橘孝三郎ら愛郷塾結成。 内外事情
4月21日 全国産業団体連合会結成、会長郷誠之助。 内外事情
4月22日 日本共産党、政治テーゼ草案を《赤旗》紙上に発表(~6.15)。 内外事情
4月22日 大河津の信濃川分水工事完成。 内外事情
4月23日 木俣(堀江)鈴子入店。(後編集副部長、現社友)。 岩波書店
4月23日 検閲の統一と内検閲制度の復活を要望する文芸家協会・雑誌社代表、検閲制度の改正を期し安達内務大臣と会見、陳情。 出版界
4月24日 出版業務に従事する者のために〈出版実務学校〉創設、始業。(校長:加藤咄堂)。 出版界
4月30日 大阪帝大・名古屋医大創立。 内外事情
5月1日 第一書房《セルパン》創刊。 出版界
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