花王石鹸(株)『日本清浄文化史』(1971.01)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
建久8年(1197) - 俊乗房重源、東大寺・阿弥陀寺の鉄湯船を考案 国内
1200年 - ロンドンのチープサイドに石鹸業者のギルド成立(1300まで) 海外
1201年 - (13世紀) 叡尊(1201~90)、囚人に入浴を施す 忍性上人(1217~1303)、北山十八間戸など浴室5ヵ所を設け施浴(むしぶろ) 藤原定家・明月記〔風炉御所・風炉殿〕 吾妻鑑〔源頼朝の100日施浴・尼将軍政子追善の施浴・鎌倉の湯屋〕 源平盛衰記〔紅粉白粉・かねぐろ・髪洗い・湯殿〕 端渓和尚・有馬入湯記〔湯治の仕方〕 惟宗具俊・医談抄〔近代上下、風呂を好みて浴場を不用〕 平家物語〔薄化粧・かね黒・桃季粧・翡翠の簪〕 国内
建仁3年(1203) - 東大寺造立供養記〔大湯屋・湯船〕 国内
元久2年(1205) - 藤原定家ら・新古今和歌集〔ころもうつ・砧〕 国内
建暦2年(1212) - 宇治拾遺物語〔蒸風呂〕(承久3(1221)まで) 国内
嘉禄元年(1225) - 尼将軍政子追善施浴 国内
寛喜3年(1231) - 道元・正法眼蔵〔洗面・洗浄〕(寛元3(1245)まで) 国内
延応元年(1239) - 藤原信実・今物語〔湯屋・湯ぶね・ゆどの・板ぶろ〕(文永2(1265)まで) 国内
建長6年(1254) - 橘成季・古今著聞集〔行基の有馬施浴〕 国内
1256年 - フランスのピエール・サラザン、風呂営業権を取得 海外
文永3年(1266) - 日蓮御書録〔湯銭〕 国内
文永4年(1267) - 安嘉門院、木崎温泉に浴する 国内
建治2年(1276) - 一遍上人、豊後鉄輪《かんなわ》の蒸湯を開く 国内
弘安4年(1281) - 弘安の役 一般
1297年 - イギリスのリンカーンにクリーニング業者のギルド成立 海外
正安元年(1299) - 一遍上人絵伝〔風炉・はねつるべの図〕 国内
1301年 - (14世紀)フランス式石鹸製造技術、イギリスへ伝来 海外
- (14世紀)南ドイツ(アウグスブルグ・プラーグ・ウィーン・ヴルムなど)に石鹸業おこる 海外
- (14世紀)是害房絵詞〔天狗湯治の図〕 国内
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