日本石油(株)『日本石油史 : 創立70周年記念』(1958.05)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
221年 - (~270)中国で三国時代に「石漆」(石油の異名)の文字使用 国外関係
天智7年(668) - 越の国から「燃ゆる土・燃ゆる水」を献上、日本書紀の天智紀七年、秋七月の条に「又越国献燃土与燃水」とあり 国内関係
延喜17年(917) - 中国司馬光の通鑑目録に「契丹主、欲試猛火油攻幽州、述律后以為、不若抄略其四野以困之」とあり、同じ頃、十国春秋にも猛火油(石油)使用の記録あり 国外関係
文禄4年(1595) - イギリス人ウォルター・ラレー、南アメリカ・トリニダッド島に天然アスファルト堆積の湖水を発見(採掘開始は1867) 国外関係
慶長3年(1598) - 越後国妙法寺において石油運上金として米三石を上納 国内関係
元和元年(1615) - 真柄仁兵衛、越後蒲原地方で草生水採掘 国内関係
寛永4年(1627) - フランス人宣教師のアメリカ視察記中にペンシルヴァニア・セネカ土人石油使用の記事あり 国外関係
正保2年(1645) - 越後如法寺で天然ガス実用に供さる 国内関係
寛文9年(1669) - 南アメリカ旅行者、ペルー海岸で油徴発見 国外関係
元禄5年(1692) - スペイン人、ペルーで石油採掘利権を取得 国外関係
1700年 - (徳川幕府初期)イギリス人ビーチャー、石炭乾溜によるコールタール、コークス等の製法を案出 国外関係
享保20年(1735) - ビルマ、三〇〇の油井から六五万バーレルの原油生産 国外関係
寛延3年(1750) - ガリシアで液体瀝青が家畜治療薬またはアクセルグリースとして使用さる 国外関係
安永5年(1776) - ジョージ・ワシントンとジェネラル・ルイスはアメリカ・ヴァージニアの荒原旅行中油徴を発見 国外関係
文化10年(1813) - アメリカ、オハイオ州の塩井で石油を採取、アメリカで天然石油を灯火に用いた最初の記録といわれる 国外関係
文政4年(1821) - ニューヨーク州フレドニアにおいてガス井初めて成功 国外関係
文政6年(1823) - ロシア、グロズニー油田産油開始 国外関係
- オーストリア、ガリシア油田産油開始 国外関係
文政12年(1829) - アメリカ、ケンタッキー州のリトル・レークス・クリークで一日数十バーレル噴油、アメリカでの自噴井の最初 国外関係
天保6年(1835) - ドイツ人ラインバッハ、乾溜タールからパラフィンの分離に成功、灯燭用に供す 国外関係
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