帝蚕倉庫(株)『帝蚕倉庫三十五年史』(1964.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正15年(1926) - 【渋沢栄一】太平洋問題調査会創立・評議員会会長。社団法人日本放送協会創立・顧問。〔86歳〕【渋沢敬三】澁澤倉庫取締役に就任。第一銀行取締役に就任。東京貯蓄銀行取締役に就任。 渋沢関係略年譜
11月29日 共同保管の生糸を担保とする資金貸付及び債務保証の業務を営むため、定款中の営業目的に「担保貸付」「債務保証」の二項目を迫加することを決議した。
11月29日 生糸共同保管に関し社団法人帝国蚕糸組合と提携した。
11月 山下町所在蚕糸副産物倉庫を購入した。
12月1日 共同保管の生糸を担保とする資金の貸付を開始した。
昭和2年(1927) - 【渋沢栄一】日本国際児童親善会創立・会長。日米親善人形歓迎会を主催。航空輸送会社設立準備調査委員会会長。〔87歳〕【渋沢敬三】東洋生命取締役に就任。理化学興業監査役に就任。 渋沢関係略年譜
4月28日 定款中営業目的の追加を決議し、生糸等の船積及び荷為替に関する代理並びに媒介の業務を営む途を開いた。
5月25日 農林省に蚕糸局が設置された。○ 間接関連事項
6月29日 四月二十八日から保管解除の申込を受け、本日をもって第一次の生糸共同保管を終了した。
9月9日 糸況再悪化に対処する中央会の繭糸価維持策実行委員会は、安定機関として第三次の帝国蚕糸株式会社の設立案及び第二次の生糸共同保管を実行することを決議した。○ 間接関連事項
9月9日 第二次の生糸共同保管実行に際し債務の保証を引受けた。
10月29日 第三次の帝国蚕糸株式会社が設立された。○ 間接関連事項
11月26日 第二次の生糸共同保管を開始し、三年六月二十九日終了した。
昭和3年(1928) - 【渋沢栄一】日本女子高等商業学校建設後援会発起人。日本航空輸送株式会社創立・創立委員長。〔88歳〕【竜門社】青淵先生米寿祝賀会を開催し、斯文会編訳『国訳論語』等を記念品として青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
2月6日 帝蚕ビルディングの建設竣成。
3月31日 専用鉄道引込側線敷設工事竣成。
12月19日 専用鉄道引込側線使用のため、政府との倉庫等の貸借契約中追加変更する契約を締結した。
昭和4年(1929) - 【渋沢栄一】アメリカン・ソサエティ・オブ・メカニカル・エンジニア名誉会員。中央盲人福祉協会創立・会長。〔89歳〕 渋沢関係略年譜
3月27日 糸価安定融資補償法公布。糸価異常低落の際生糸を担保とし銀行が融資して損失を受けたときは、一定の限度内において政府がこれを補償することとして、糸価の安定を確保しようとするにあった。○ 間接関連事項
4月27日 取締役社長志村源太郎は退任し、専務取締役加賀山辰四郎が社長に就任した。
8月28日 取締役渋沢義一が専務取締役に就任し、十二月十二日専務を退任した。
11月20日 蚕糸業同業組合中央会総会は、生糸不況対策として第三次の生糸共同保管を実行することを決議した。○ 間接関連事項
11月20日 第三次の生糸共同保管の貸出が開始された。○ 間接関連事項
昭和5年(1930) - 【渋沢栄一】明治神宮外苑聖徳記念絵画館に壁画献納。財団法人楽翁公遺徳顕彰会会長。〔90歳〕 渋沢関係略年譜
1月30日 共同保管充実委員会は、生糸共同保管を強制共同保管に移行することを決議した。○ 間接関連事項
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