日本製粉(株)『九十年史』(1987.02)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正4年(1915) - 【渋沢栄一】帝国蚕糸株式会社相談役。渋沢同族株式会社設立、社長は敬三。パナマ・太平洋万国博覧会視察のため渡米。ウイルソン大統領と会見。〔75歳〕【渋沢敬三】渋沢同族株式会社設立、同社長就任。 渋沢関係略年譜
1月 久留米支店(久留米市荘島町字新町330番地)設置 当社事項
4月 操業休止協定に基づき関東所在工場の運転休止を決定(6月1日~7月15日休止) 当社事項
4月 関東3社(日本、日清、東亜)1カ月半操業休止協定締結 業界・一般事項
4月 大里製粉工場(1600バーレル)焼失 業界・一般事項
11月 戻税率小麦粉100斤につき1円に改定 業界・一般事項
12月 京都製粉所(旧朝日製粉)、東洋製粉株式会社に改組(200バーレル) 業界・一般事項
- 夏以降、戦争景気始まる 業界・一般事項
- この年、小麦粉輸出高(15万トン)前年の9倍余に上る。北米大陸からの小麦輸入激減につれて、中国が主要輸入国となる。国内小麦生産は需給逼迫を反映して急増(4~6年) 業界・一般事項
大正5年(1916) - 【渋沢栄一】海外植民学校顧問。日米関係委員会創立・常務委員。第一銀行の頭取等を辞め実業界を引退。理化学研究所創立委員長。喜寿記念として第一銀行が玉川清和園に記念館誠之堂建設。渋沢栄一述『論語と算盤』(東亜堂書房)刊行。〔76歳〕【竜門社】青淵先生の喜寿祝賀会開催し、記念品として林泰輔編『論語年譜』を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
1月 竹村弟二工務長アメリカ視察 当社事項
7月 本・支店各工場機械増設完了、運転開始 当社事項
12月 第40回定時株主総会。300万円に増資決議。定款一部変更(従来の準備積立金を法定準備金とし、機械、建物、什器の減価償却積立金および特別積立金を合せて特別準備金とする) 当社事項
- この年、小麦粉輸出は世界的小麦凶作もあって依然増勢。このころから水車製粉衰退。水車製粉能力本年末推定3600バーレル(大戦前推定6000バーレル) 業界・一般事項
大正6年(1917) - 【渋沢栄一】日米協会創立・名誉副会長。飛鳥山邸(曖依村荘)に晩香廬落成、喜寿の祝いに合資会社清水組より贈られる。〔77歳〕 渋沢関係略年譜
2月 本店を東京市麹町区八重洲町1丁目1番地(三菱25号館)に移転。東扇橋所在工場は扇橋工場として本店から独立。小名木川、砂村両分工場は小名木川工場、砂村工場に改称 当社事項
6月 同月12日まで増資新株2万9000株のうち1万3500株公募(額面超過金20万1894円80銭) 当社事項
6月 東亜製粉株式会社第2工場(1300バーレル)新設 業界・一般事項
7月 アメリカ、小麦輸出禁止 業界・一般事項
8月 東洋製粉株式会社兵庫工場(800バーレル)新設 業界・一般事項
9月 東洋製粉株式会社小山工場(京都工場を移設、500バーレル)増設 業界・一般事項
9月 銀輸出禁止。金輸出禁止(金本位制停止) 業界・一般事項
10月 砂村、小名木川、扇橋工場風水害(損害32万円余) 当社事項
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