九州水力電気(株)『九州水力電気株式会社二十年沿革史』(1933.08)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正4年(1915) - 【渋沢栄一】帝国蚕糸株式会社相談役。渋沢同族株式会社設立、社長は敬三。パナマ・太平洋万国博覧会視察のため渡米。ウイルソン大統領と会見。〔75歳〕【渋沢敬三】渋沢同族株式会社設立、同社長就任。 渋沢関係略年譜
5月31日 日田水電株式会社、直方電気株式会社、若松電気株式会社及後藤寺電灯株式会社営業一切譲受に関する総ての手続を完了したり
6月26日 東京本社に於て第九回定時株主総会開催監査役一名補欠選挙の結果森千蔵氏当選就任せり
7月6日 森千蔵氏監査役就任に付登記変更申請即日手続終了せり
8月8日 七月九日工事落成の飯塚変電所及川崎、飯塚間送電線路に対し使用認可を得たり
10月5日 七月十七日工事落成の黒崎、八幡間送電線路に対し使用認可を得たり
10月21日 本月十四日工事落成の日田、北野両変電所及久留米、羽犬塚間並に北野分岐送電線路に対し使用認可を得たり
11月29日 豊後電気鉄道株式会社と当社との間に電気事業譲受渡に関する仮契約書を交換す
12月7日 大分水力電気株式会社と当社との間に電気事業譲受渡に関する仮契約書を交換す
12月25日 東京本社に於て第十回定時株主総会開催豊後電気鉄道株式会社及大分水力電気株式会社合併及之に伴ふ定款改正並資本金壱千百五拾万円也に金五百七拾五万円也を増加し総額金壱千七百弐拾五万円也とするの件議決承認を得更に取締役一名補欠選挙の結果長野善五郎氏当選就任せり
大正5年(1916) - 【渋沢栄一】海外植民学校顧問。日米関係委員会創立・常務委員。第一銀行の頭取等を辞め実業界を引退。理化学研究所創立委員長。喜寿記念として第一銀行が玉川清和園に記念館誠之堂建設。渋沢栄一述『論語と算盤』(東亜堂書房)刊行。〔76歳〕【竜門社】青淵先生の喜寿祝賀会開催し、記念品として林泰輔編『論語年譜』を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
1月7日 長野善五郎氏取締役就任に付登記変更申請即日手続終了せり
1月12日 四年十二月二十七日工事落成の浅海井変電所及臼杵、浅海井間送電線路に対し使用認可を得たり
3月28日 東京本社に於て臨時株主総会開催豊後電気鉄道株式会社及大分水力電気株式会社合併に関し法規による調査報告の件軌道財団及工場財団を抵当とし社債金六百万円也募集の件並定款改正を行ひ取締役を十二名以内監査役を五名以内とし社長専務取締役各一名常務取締役二名以内を置く事とするの件議決承認を得更に取締役一名補欠選挙の結果上野山重太夫氏当選就任せり//上野山重太夫氏常務取締役に就任せり
3月31日 上野山重太夫氏取締役就任に付登記変更申請即日手続終了せり
4月1日 一月十五日出願の豊後電気鉄道株式会社及大分水力電気株式会社と当社との合併認可申請に対し本月二日逓信大臣より認可を得同月三十一日之が登記申請即日手続終了せしを以て合併終了届を提出す
4月24日 梅谷清一氏常務取締役に就任せり
5月1日 三月二十八日臨時株主総会に於て決議したる社債金六百万円也は株式会社日本興業銀行に委託募集終了したるを以て同上金額の社債を発行す
5月1日 三月二十八日借入の金参百万円也及元大分水力電気株式会社合併の結果承継したる同社借入金九拾万円也並に社債金五拾万円也の内金四拾九万円也合計金四百参拾九万円也を償還す
6月23日 東京本社に於て第十一回定時株主総会開催監査役五名満期改選の結果何れも再選重任せり
12月22日 東京本社に於て第十二回定時株主総会を開催す
大正6年(1917) - 【渋沢栄一】日米協会創立・名誉副会長。飛鳥山邸(曖依村荘)に晩香廬落成、喜寿の祝いに合資会社清水組より贈られる。〔77歳〕 渋沢関係略年譜
1月20日 五年十二月三十日工事落成の女子畑、篠原間大分連絡送電線路に対し使用認可を得たり
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