満洲電業(株)『満洲電業史』(1976.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治15年(1882) - 【渋沢栄一】大阪紡績会社創立。千代夫人死去。〔42歳〕 渋沢関係略年譜
2月 釜石鉱山製鉄所(工部省所管)、燃料をコークスに代えて高炉の操業再開。 日本(運輸通信その他)
3月 渋沢栄一、大倉喜八郎ら東京電灯会社設立を出願。 日本(電気)
6月 東京馬車鉄道、新橋・日本橋間開通(最初の馬車鉄道、後の東京電気鉄道(株)) 日本(運輸通信その他)
7月 横山孫一郎、大倉喜八郎ら計画中の電灯会社と合同し、大倉組内に東京電灯会社設立事務所を設置、12月創立を再び出願、19.7.5開業 日本(電気)
9月 海軍省兵器局兵器製造所(東京築地)、日本最初のルツボ製鋼を開始。 日本(運輸通信その他)
11月1日 東京電灯会社設立事務所、開業の前景気に銀座大倉組前で2,000燭光のアーク灯を点灯。初めての公開で市民驚嘆、毎夜見物に押しかける。 日本(電気)
明治16年(1883) - 【渋沢栄一】大阪紡績会社相談役、同社工場落成。 東京電燈会社創立(後に委員)。伊藤兼子(かね子)と再婚。〔43歳〕 渋沢関係略年譜
2月 東京電灯会社創立、資本金20万円、公募株式8万円難航。19年5月、3年がかりでようやく完了。 日本(電気)
4月 横須賀造船所(海軍省所管)、ブラッシュ発電機によりアーク灯を点火(作業に利用)この年、浜田幸兵衛、大野鉱山の銅から電線を製造、工部省に納入。 日本(電気)
5月 共同運輸会社、神戸・横浜間の航路開始。 日本(運輸通信その他)
7月 日本鉄道会社(日本最初の私鉄会社、東北線を開く)上野・熊谷間仮営業、17.5.1高崎まで開通。 日本(運輸通信その他)
明治17年(1884) - 【渋沢栄一】東京商業学校(前、商法講習所)校務商議委員。磐城炭礦社設立・会長。日本鉄道会社理事委員(後に日本鉄道株式会社取締役)。〔44歳〕 渋沢関係略年譜
5月 大阪道屯堀の中座で、舞台照明にアーク灯6基を点じ話題となる。 日本(電気)
6月25日 日本鉄道、上野・高崎間開通式、会場(上野)に白熱灯24箇を点火。 日本(運輸通信その他)
7月 長崎造船所(工部省所管)を廃止、工場全部を郵便汽船三菱会社に貸下げ、長崎造船所と改称、明20.6.7同社に払下げ。 日本(運輸通信その他)
12月 (末) 東京電灯、火力発電により一般営業を開始。おもな需要先は官庁、事務所、紡績工場、資産家の家庭等の照明用。折からの好況による同社の好成績で、神戸、大阪はじめ各地に企業化の計画起こる。 日本(電気)
明治18年(1885) - 【渋沢栄一】ジャパン・ブリュワリー・コンパニー・リミテッド設立(後に理事)。日本郵船会社創立(後に日本郵船株式会社取締役)。東京瓦斯会社創立・委員長(後に東京瓦斯株式会社取締役会長)。〔45歳〕 渋沢関係略年譜
5月 日本銀行、兌換銀行券を発行。 日本(運輸通信その他)
7月 日本鉄道東北線大宮・宇都宮間、利根川橋梁を除いて開通、19.6.利根川僑梁も開通。 日本(運輸通信その他)
- この年、三吉電機工場、木綿捲電線を製造。 日本(電気)
- この年、糸繰女の賃金(日当) 熊本で 上32銭 中15銭 下7銭 //長野で上20 中18 下10//愛媛で上5 中4 下3//大工の賃金(日当)東京で上50 中40 下35//石川で上15 中12 下10 日本(運輸通信その他)
明治19年(1886) - 【渋沢栄一】「竜門社」創立。東京電灯会社開業(後に委員)。〔46歳〕【竜門社】竜門社が東京・深川福住町の青淵先生邸内に創立する。機関誌『竜門雑誌』創刊号を刊行。 渋沢関係略年譜
6月 海軍兵器製造所、クルップ式75mm鋼砲を製作。 日本(運輸通信その他)
9月 大阪紡績、夜間作業の照明にランプに代えてアーク灯を使用(民間で電灯使用の初め) 日本(電気)
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