東京コークス(株)『東京瓦斯のコークス変遷史』(1966.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治27年(1894) - 【渋沢栄一】東京瓦斯株式会社取締役会長。東京海上保険株式会社取締役。北越鉄道株式会社創立発起人。札幌麦酒株式会社取締役会長。 渋沢関係略年譜
- この年、古河鉱業会社深川骸炭所を経営するに及んで原料炭自給の必要に迫られ、肥前松浦郡太田炭坑の経営を始む コークス関係
明治28年(1895) - 【渋沢栄一】東京統計協会終身会員。北越鉄道株式会社創業総会・監査役(後に相談役)。〔55歳〕 渋沢関係略年譜
3月14日 日清戦争休戦、四月一七日講和条約成立 その他
5月 橋場支所三万立方呎増設工事竣工、製造能力六万立方呎/日となる 東京瓦斯(東京、横浜の瓦斯局を含む)
明治29年(1896) - 【渋沢栄一】日本精糖株式会社創立・取締役。東京興信所創立、評議員。東京銀行集会所会長。東京印刷株式会社設立・相談役。東洋汽船株式会社創業、監査役。東京建物株式会社創立発起人。第一国立銀行が営業満期により株式会社第一銀行となる。引続き頭取。汽車製造合資会社設立・創立委員(後に監査役)。北越石油株式会社創業・相談役。日本勧業銀行設立委員。〔56歳〕【渋沢敬三】父・渋沢篤二、母・敦子の長男として都内深川に生まる。 渋沢関係略年譜
5月20日 日本橋区新材木町一九番地小泉久右衛門「東京瓦斯会社産コークス特約販売店」なる旨時事新報紙上に広告 コークス関係
6月21日 東京瓦斯コークス販売のため「コークス一手販売」の入札広告を時事新聞紙上に掲載 コークス関係
10月10日 大阪瓦斯株式会社設立免許、資本金七〇万円 その他
11月22日 臨時株主総会に於て定款改正、本社を神田区錦町三丁目、第一製造所を芝区浜崎町、第二製造所を北豊島郡地方橋場字元宿、第三製造所を深川区猿江町に置くことを決議 東京瓦斯(東京、横浜の瓦斯局を含む)
12月12日 東京朝日新聞記事要約「大阪舎密工業会社創立と下村技師発明の竈」と題し、大阪西成区南新田の大阪舎密工業会社は来年中には建築を終り営業を開始する予定なり、技師下村孝太郎氏は本年一月より七月まで欧米を視察の結果、氏が専売特許を出願したる竈によりコークスを造り、副産物を精製して種々の化合物を製出するものと云えり コークス関係
12月15日 大阪舎密工業会社設立免許(資本金四五万円)社長外山修造、技師長下村孝太郎 コークス関係
- この年、古河鉱業会社は深川骸炭所の設備をコッペー式炉に改造、六聯四五窯を備うるに至る、翌三〇年以降コークス製造高一万五千噸となり八割は自家諸鉱山に供給 コークス関係
明治30年(1897) - 【渋沢栄一】澁澤倉庫部開業、営業主(後に澁澤倉庫株式会社発起人)。日本女子大学校創立委員会計監督(後に校長)。十勝開墾合資会社業務担当社員。広島水力電気株式会社創立、取締役会長。渋沢家洲崎養魚場開設。 〔57歳〕 渋沢関係略年譜
2月 深川猿江町に工場設置の件許可さる 東京瓦斯(東京、横浜の瓦斯局を含む)
6月1日 官営製鉄所八幡開庁 コークス関係
6月11日 瓦斯コークス一手販売の入札広告を時事新報に掲載 コークス関係
8月18日 京橋区南新堀町二丁目一番地阿部商店「瓦斯コークス一手販売」の旨時事新報紙上に広告 コークス関係
9月18日 神田区錦町三丁目二三番地に新築中の社屋落成につき本社を芝浜崎町三番地より移転 東京瓦斯(東京、横浜の瓦斯局を含む)
明治31年(1898) - 【渋沢栄一】浅野セメント合資会社監査役。韓国視察、韓国皇帝に謁見。王子製紙株式会社取締役会長を辞す(後に相談役)。〔58歳〕 渋沢関係略年譜
10月1日 市制特例廃止、普通市制施行により自治東京市となる(東京市誕生記念日) その他
10月7日 志気一新のため職制改正とともに社員、雇員、職工全部を一応解雇、慰労金等を支給ののち新規採用す 東京瓦斯(東京、横浜の瓦斯局を含む)
10月7日 職制を改正し総務課、工務課、商務課、会計課、経理課の五課及び第一(金杉)、第二(橋場)、第三(深川)の各製造所を置く 東京瓦斯(東京、横浜の瓦斯局を含む)
11月3日 大阪舎密工業工場竣工、第一セメットソルベー廃熱式副産物回収式コークス炉(一六室)一基操業開始―我が国における副産物捕収式コークス炉の嚆矢 コークス関係
11月 第三製造所(深川)の傾斜式窯建設工事竣工 東京瓦斯(東京、横浜の瓦斯局を含む)
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