(株)帝国ホテル『帝国ホテル百年の歩み』(1990.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治30年(1897) - 【渋沢栄一】澁澤倉庫部開業、営業主(後に澁澤倉庫株式会社発起人)。日本女子大学校創立委員会計監督(後に校長)。十勝開墾合資会社業務担当社員。広島水力電気株式会社創立、取締役会長。渋沢家洲崎養魚場開設。 〔57歳〕 渋沢関係略年譜
- パリにホテルリッツ開業 業界・一般事項
明治31年(1898) - 【渋沢栄一】浅野セメント合資会社監査役。韓国視察、韓国皇帝に謁見。王子製紙株式会社取締役会長を辞す(後に相談役)。〔58歳〕 渋沢関係略年譜
4月21日 米西戦争勃発(12・10終結)//(日米間定期船の航路途絶のため、米国人はじめ外国人の来日激減) 業界・一般事項
- (上半期)物価騰貴により一~三割の値上げ実施 帝国ホテル関係事項
- (下半期)宿泊客、食事客ともに閑散とし、営業不振続く(営業報告に「往々一客ヲ留メサルノ有様」) 帝国ホテル関係事項
- (下半期)仏セーブル陶器会社から上等食器皿および付属品一式三六人前、仏バカラ硝子会社製ガラス器一式五〇人前をそれぞれ購入 帝国ホテル関係事項
- 東洋汽船、サンフランシスコ航路開設 業界・一般事項
明治32年(1899) - 【渋沢栄一】衆議院議員選挙法改正規制同盟会会長。福田会名誉顧問。大蔵省より株式会社北海道拓殖銀行設立委員に任命。京仁鉄道合資会社設立、取締役社長。銀行倶楽部委員。飛鳥山邸(曖依村荘)に茶室・無心庵竣工。 〔59歳〕 渋沢関係略年譜
7月17日 日英通商航海条約(一八九四調印)はじめ改正条約実施(治外法権の撤廃) 業界・一般事項
8月4日 外国人に内地旅行・居住の自由認可 業界・一般事項
8月5日 帝国ホテルで改正条約実施祝賀会開催 帝国ホテル関係事項
12月 東京~大阪間に長距離電話開始 業界・一般事項
- 日比谷公園造園のため、帝国ホテル前の「旧江戸城外堀」の埋立て始まる 帝国ホテル関係事項
- ロンドンにカールトンホテル開業 業界・一般事項
明治33年(1900) - 【渋沢栄一】京釜鉄道株式会社創立委員長。日本興業銀行設立委員(後に監査役)。男爵を授けられる。黒須銀行相談役。〔60歳〕【竜門社】青淵先生の還暦祝賀として『青淵先生六十年史 一名近世実業発達史』を刊行、青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
3月20日 臨時株主総会開催(経営不安定打開のため、会社経営から個人経営への移行を図る意見でる。その後、業務刷新を目指して外国人支配人の雇用を決定) 帝国ホテル関係事項
4月8日 山陽鉄道会社、一等寝台車の使用開始(わが国初の寝台車) 業界・一般事項
5月2日 外遊中の大倉喜八郎取締役に外国人支配人雇用を委任 帝国ホテル関係事項
6月21日 清国、列国に宣戦布告 業界・一般事項
10月26日 取締役会開催(大倉取締役が選定したスイス人の雇用を決定) 帝国ホテル関係事項
- (下半期)再び無配に 帝国ホテル関係事項
明治34年(1901) - 【渋沢栄一】大阪瓦斯会社監査役。東京・飛鳥山邸を本邸とする。京釜鉄道株式会社取締役、後に取締役会長。茨城採炭株式会社創立、相談役。〔61歳〕 渋沢関係略年譜
4月 東京の西洋料理人らで組織する進徳会組合、日本料理人組合と改称 業界・一般事項
7月14日 米友協会のペリー上陸記念碑除幕式の祝宴への仕出しを担当(帰途給仕鈴木久太郎が霊岸島で事故のため殉職) 帝国ホテル関係事項
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