(株)報知新聞社『世紀を超えて : 報知新聞百二十年史 : 郵便報知からスポーツ報知まで』(1993.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治9年(1876) - 【渋沢栄一】東京府瓦斯局事務長。養育院事務長。深川福住町(現在の東京都江東区永代)に転居。〔36歳〕 渋沢関係略年譜
- ※地方新聞創刊に際し、印刷実習、工員の養成など新聞制作の実地指導に当たる 報知新聞社
- ※米人、横浜でスケートを試みる スポーツ・文化
明治10年(1877) - 【渋沢栄一】択善会創立(後に東京銀行集会所・会長)。王子西ヶ原に別荘を建てはじめる。〔37歳〕 渋沢関係略年譜
1月 矢野文雄入社、最高幹部待遇 報知新聞社
2月15日 西南戦争始まる。西郷隆盛ら兵を率いて鹿児島県を出発し熊本城を包囲 社会
2月 西南の役に際し、慶応義塾学生犬養毅(のちの総理大臣)が入社、熊本県御用掛の名目で「戦地探偵人」として現地取材。3月27日から連載した「戦地直報」が大好評。10月5日付第103回で、9月24日の西郷隆盛の最期を報じる 報知新聞社
3月8日 勅使柳原前光を鹿児島に派遣し、島津久光、忠義に自重をさとす 社会
3月14日 「団々珍聞《まるまるちんぶん》」創刊 社会
3月19日 第7代横綱稲妻雷五郎死去。82歳 スポーツ・文化
3月20日 政府軍、田原坂に西郷軍を破る 社会
5月 米国で機関車製造を学んでいた平岡熙《ひろし》が同時に野球を身につけて帰朝。翌年、日本で最初の野球チーム「新橋クラブ」を結成した スポーツ・文化
6月9日 立志社片岡健吉ら国会開設建白書を提出 社会
8月21日 東京・上野の第1回内国勧業博に創刊以来の新聞を額に仕立て出品、印刷機械場を開放して時代の進歩と新聞の役割の認識を高め、竜紋褒賞を受賞。栗本鋤雲の「博覧会私評」は新聞評のパイオニア 報知新聞社
9月24日 西郷隆盛自刃し、西南戦争終わる 社会
11月 紛争で興行を差し止められていた両国回向院での大相撲に興行再開の許可が出た スポーツ・文化
- ※このころ1部3銭、月ぎめ68銭、日曜祭日休刊。終面の第4面は広告面として定着していた 報知新聞社
明治11年(1878) - 【渋沢栄一】東京商法会議所創立・会頭(後に東京商業会議所・会頭)。〔38歳〕 渋沢関係略年譜
4月1日 わが国初の囲碁棋譜掲載。中川亀三郎6段と高橋杵三郎5段の対局 報知新聞社
5月14日 参議内務卿大久保利通、刺殺される。犯人島田一郎らの斬姦《ざんかん》状を掲げた朝野新聞発行停止(日刊紙では最初) 社会
5月25日 札幌農学校で初の陸上競技会挙行 スポーツ・文化
6月1日 東京株式取引所開業 社会
6月7日 新富座、新築開場 スポーツ・文化
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