日本石油(株)『日石五十年』(1937.05)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和11年(1936) - 【竜門社】第二次青淵先生伝記資料編纂事業を開始する。 渋沢関係略年譜
- 本社及小倉、三菱、早山、愛国、日ソ各石油会社の揮発油販売統制機関として資本金三十万円の石油聯合株式会社創立、四月一日より業務を開始す。取締役会長は橋本本社長なり。
- 本社及日本鉱業、北樺太石油三社共同にてシユランベルヂエ式電気探鉱機購入、九月以来仏人技師エーメ・クローデ氏指導の下に新潟、秋田両県並に台湾各油田に於て同機による油井調査を実施す。
- 八橋油田の増産並に油価の恢復により本社業績著しく革まり、本年前期の利益金は前期に比して六十万円を増加し、配当は一分増の年八分となる。
昭和12年(1937) - 【竜門社】財団法人渋沢青淵翁記念会が、小畑久五郎著“An Interpretation of the Life of Viscount Shibusawa”を刊行する。 渋沢関係略年譜
- 八橋油田を初め、各油田共好調を持続し、本邦未曾有の深掘井たる台湾錦水三十二号井は一月深度三千米を超えて順掘中、製油技術は益々革新向上を告げ、最新式の設備を誇るべき関西製油所も竣工近きにあり、而して販売上に於ては石油業法の効果と、揮発油初め諸油の統制徹底と、一般好景気による需要増加と相俟ちて頗る好況なり。此の好況裡に、五月十日創立五十周年を迎ふ。
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