日本軽金属(株)『日本軽金属二十年史』(1959.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治41年(1908) - 【渋沢栄一】日韓瓦斯株式会社創立、取締役会長。帝国商業銀行相談役。東洋拓殖株式会社設立委員。木曾興業株式会社創立、相談役。アメリカ太平洋沿岸商業会議所代表委員一行を飛鳥山邸(曖依村荘)に招待。〔68歳〕 渋沢関係略年譜
- ノルウエーAnglo Norwegian Aluminium Co.のOtterdal工場操業を開始す。 世界
- アメリカAlcoaの技師William Hoopesが鋼芯アルミニウム撚線ACSRを考案し、初めてナイヤガラで使用す。 世界
- スイスのA.I.A.G.とカナダのNorthern Aluminium Co.との間に世界市場協定が結ばれ、アメリカ市場はNorthern Aluminium Co.の姉妹会社Alcoaの独占となる。 世界
- 古河鉱業は日光電気精銅所を完成し電線の製造を開始す。 国内
- イギリスのブリティッシュ・アルミニウム社から初めてアルミニウム線を輸入し九州水力電気、富士瓦斯紡績の送電線および猪苗代の日本電気化学工業工場内の配電線に使用す。 国内
明治42年(1909) - 【渋沢栄一】古稀に際し多くの企業・団体の役員を辞任。渡米実業団を組織し団長として渡米。タフト大統領と会見。〔69歳〕【竜門社】組織を変更し、社則を改正。青淵先生の道徳経済合一説を広め実践する団体に性格を変える。 渋沢関係略年譜
5月 那須アルミニユーム製造所は本所区に新しく工場を設けこれに移る。 国内
- ドイツのAlfred WilmがDuraluminを発見しアルミニウム合金の熱処理原理を解明す。DurenにあるDurener Metall Werke A.G.の名にちなんで命名す。 世界
- アメリカで初めて高圧送電線として鋼芯アルミニウム撚線が架設さる。 世界
- ドイツDurener Metall Werke A.G.でジュラルミンの工業化を開始す。 世界
- イギリスNorthern Aluminium Co.,Ltd.設立さる。 世界
- 板東アルミニウム堺市に創業す。 国内
明治43年(1910) - 【渋沢栄一】政府諮問機関の生産調査会創立・副会長。社団法人東京銀行集会所会長。〔70歳〕【竜門社】青淵先生の七十寿祝賀会を開催する。 渋沢関係略年譜
3月 藤倉電線護謨は株式組織に改組し藤倉電線と改称す。 国内
- スイスA.I.A.G.のRhone(Switzerland)工場操業を開始す。 世界
- イタリアSocieta dell'Alluminio ItalianoのBorgofranco工場操業を開始す。 世界
- フランスSociete Electrometallurgique Francaiseはl'Argentiere(Hautes Alpes)工場を建設す。 世界
- フランス・アルミニウム社は鬼怒川水力電気の東京送電線用にアルミニウム撚線の商談を申込む。 国内
明治44年(1911) - 【渋沢栄一】日露協会評議員。維新史料編纂会委員。財団法人済生会設立、顧問・評議員。勲一等に叙され瑞宝章を授与される。〔71歳〕 渋沢関係略年譜
8月1日 住友総本店伸銅場は電線事業を分離して住友電線製造所を設立す。(住友電気工業の起源) 国内
- フランスL'Aluminium Francaise設立さる。 世界
- ドイツDurener Metall Werke A.G.はジュラルミンの特許をとる。 世界
- スイスのLauberは同国のEmisshofenでアルミニウム箔の工業生産を開始す。 世界
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