三井『三井事業史. 本篇 第2巻』(1980.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治元年(1868) - 【渋沢栄一】明治維新によりフランスより帰国、駿河国駿府(現在の静岡県静岡市)で慶喜に面会。〔28歳〕 渋沢関係略年譜
9月20日 三井次郎右衛門(高朗)、御東幸金穀出納取締として鳳輦に随従
9月 三井八郎右衛門、東京府から外国人貿易商社取締総頭取を拝命
11月19日 東京開市、築地鉄砲洲に互市場・外国人居留地開設
12月8日 貿易商社の設立にともない三井御用所(三井総貸付所)を住吉町から鉄砲洲商社構内へ移転
明治2年(1869) - 【渋沢栄一】駿府藩(後に静岡藩)に「商法会所」設立。上京。明治政府に仕え、民部省租税正となる。民部省改正掛掛長を兼ねる。湯島天神中坂下(現在の東京都文京区湯島)に居を構える。〔29歳〕 渋沢関係略年譜
3月15日 商法司廃止
5月24日 三井八郎右衛門・同三郎助・同次郎右衛門・同元之助、島田八郎左衛門・小野善助とともに通商司為替会社并御貸付方総頭取を拝命
5月 江戸糸見世を本店の連店とし、東京糸店と改称
5月 三井八郎右衛門、開墾会社総頭取を拝命
5月 向店を本店に合併
8月 三井八郎右衛門、開拓御用掛総頭取を拝命
- 駿河町向店跡に東京綿店開設
明治3年(1870) - 【渋沢栄一】大蔵少丞となる。官営富岡製糸場設置に向けて、事務主任となる。〔30歳〕 渋沢関係略年譜
1月 三井組、大蔵省から神戸表出店、為替両替御用を拝命
6月 大元方制度改革、東京糸店を大元方付とし、三都本店を呉服店と改称、三年勘定褒美銀を廃す
- 春 京都大元方において、三井家家政改革の方針を協議
明治4年(1871) - 【渋沢栄一】大蔵省紙幣頭となる。神田小川町裏神保小路(現在の東京都千代田区神田神保町)に転居。『立会略則』刊行。〔31歳〕 渋沢関係略年譜
2月12日 東京三井御用所、鉄砲洲から海運橋へ移転
5月10日 新貨条例、造幣規則公布
6月 大蔵省、三井組に新貨幣発行につき御用為替方を任命
7月14日 廃藩置県
7月17日 大阪両替店内に為換座三井組を開設
7月 三井組、大蔵省へ銀行創立願書を提出(八月認可、のち取り消される)
PAGE TOP