三井『三井事業史. 本篇 第3巻 上』(1980.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正3年(1914) - 【渋沢栄一】東北九州災害救済会創立、副総裁。合資会社国際通信社設立、相談役。日中経済界の提携のため中国訪問。財団法人国産奨励会設立準備委員総代、顧問。〔74歳〕 渋沢関係略年譜
- この年三井鉱山、三池各坑で共済組合多数設立
- 三井鉱山、鹿児島串木野鉱山に全泥青化式精錬所を完成
大正4年(1915) - 【渋沢栄一】帝国蚕糸株式会社相談役。渋沢同族株式会社設立、社長は敬三。パナマ・太平洋万国博覧会視察のため渡米。ウイルソン大統領と会見。〔75歳〕【渋沢敬三】渋沢同族株式会社設立、同社長就任。 渋沢関係略年譜
1月18日 大隈内閣、対中国二一か条要求
1月 三井物産、郡是製糸と定約取引開始
1月 三井銀行、預金総額はじめて一億円に達する
1月 東神倉庫、神戸小野浜海面一万坪埋立工事に着工(大正七年一月一七日竣工)
4月 三井銀行、千葉県十余二村の農地を譲渡
5月1日 電気化学工業株式会社設立(資本金五〇〇万円)、取締役会長馬越恭平
7月26日 三井合名、大泊のパルプ工場を王子製紙に譲渡
7月 三井鉱山、大牟田亜鉛製煉所蒸留炉一〇基を完成
9月1日 元老井上馨死去(八一歳)
10月3日 三井鉱山、大牟田一哩工場で硫酸製造を開始
10月18日 三井鉱山、焦媒工場工手長辰巳英一を染料研究のためアメリカへ派遣(翌五年一一月帰国)
12月1日 三井高保(三井銀行社長)、男爵を授爵
12月31日 三井銀行、大津支店を廃止
- 三井鉱山、大牟田における各種薬品・染料製造化学工場の建設を本格化
大正5年(1916) - 【渋沢栄一】海外植民学校顧問。日米関係委員会創立・常務委員。第一銀行の頭取等を辞め実業界を引退。理化学研究所創立委員長。喜寿記念として第一銀行が玉川清和園に記念館誠之堂建設。渋沢栄一述『論語と算盤』(東亜堂書房)刊行。〔76歳〕【竜門社】青淵先生の喜寿祝賀会開催し、記念品として林泰輔編『論語年譜』を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
1月26日 三井銀行、ニューヨークおよびロンドンに駐在員を派遣
2月23日 三井鉱山、釧路炭礦を買収
3月1日 電気化学工業、大牟田工場の建設に着手(翌六年二月二日硫安製造開始)
3月15日 三井鉱山、王子製紙と川上炭礦の共同経営の契約締結
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