山種証券(株)『山種証券50史話』(1984.02)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和19年(1944) - 【竜門社】機関誌『竜門雑誌』669号を発行、以後休刊する。岩波書店より『渋沢栄一伝記資料』第1巻が刊行される。【渋沢敬三】結城日銀総裁辞任につき、日銀総裁に就任。総裁時代一度も東京を離れず。 渋沢関係略年譜
6月30日 取引員の統合整理完了(東京市場は一一五名から六六名に減少)
7月16日 日本軍 サイパン島で玉砕
8月 東京市場 戦時金融金庫テコ入れ 生保・投信買出動などで株式市況回復(年末まで堅調)
10月20日 米軍レイテ島に上陸(24日レイテ沖海戦で日本艦隊の主力を失う)
- 〈11月から空襲警報発令による取引所立会い停止頻発〉
昭和20年(1945) - 【竜門社】曖依村荘を政府に寄贈する。空襲により曖依村荘内の建物の多くを焼失する。【渋沢敬三】幣原喜重郎より組閣本部に招かる。新木、山際正道と相談、大蔵大臣受諾。親任。 渋沢関係略年譜
3月9日 米軍B29大編隊 東京下町大空襲(死傷者一二万人 焼失二三万戸―兜町本社屋無事)
4月1日 米軍 沖縄本島上陸開始(6・25日本軍全滅)
5月25日 東京大空襲 都区内大半焼失
7月1日 東京・大阪両市場 清算取引新甫立会ストップ
8月10日 日証 全国市場一斉に休会となる
8月15日 日本 無条件降伏。終戦の詔勅放送
8月28日 米軍 日本に進駐開始(30日マッカーサー着)
9月26日 GHQ 取引所再開禁止覚書(25日付)発表(市場再開無期延期で株式店頭売買始まる)
12月17日 東京で集団売買開始、当社も参加(日証館二階参加業者九三) 大阪は19日売買開始(参加一七)
- 〈食糧危機深刻化〉
昭和21年(1946) - 【竜門社】財団法人竜門社、財団法人渋沢青淵翁記念会が合同して渋沢青淵記念財団竜門社となる。【渋沢敬三】公職を追放さる。本邸は大蔵省に官邸として貸与、のち財産税にて敷地とともに物納。 渋沢関係略年譜
2月17日 金融緊急措置令施行(預貯金封鎖、新円切替えなど通貨非常措置実施)
2月23日 株式・公社債の買入れは封鎖支払いを認められる(集団売買活況のうちに株価上昇)
2月25日 新円交換開始(3・3以降旧円流通廃止)
6月21日 大蔵省 証券取引の封鎖支払い許可制を通達(集団売買ストップ)
7月10日 集団売買市場再開 新・旧円二本建て取引を実施(7・29以降 新円取引一本に)
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