九州旅客鉄道(株)『鉄輪の轟き : 九州の鉄道100年記念誌』(1989.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治26年(1893) - 【渋沢栄一】喜賓会創立・幹事長。東京人造肥料株式会社取締役会長。株式会社東京石川島造船所取締役会長。王子製紙株式会社取締役会長。帝国ホテル株式会社取締役会長。 渋沢関係略年譜
11月16日 九鉄より機関車・石炭車を借り受け、鯰田炭積場・勝野炭積場~門司間の石炭輸送を開始。 [筑豊興業鉄道関係]九州鉄道4 遠賀川の水運に代わり筑豊炭を若松へ 筑豊興業鉄道開業
11月16日 石炭輸送急増し、若松駅では毎夜かがり火をたいて荷卸しにつとめる。 [筑豊興業鉄道関係]九州鉄道4 遠賀川の水運に代わり筑豊炭を若松へ 筑豊興業鉄道開業
11月 筑豊興業鉄道線から門司まで石炭輸送開始。 門司港駅関連年表
12月20日 筑豊興業鉄道、底井野~筑前植木間複線化。 九州鉄道5 北九州の成長と石炭輸送の急伸 日清戦争と貨物輸送
- 九鉄23・24号機関車(クラウス)増備。 九州鉄道6 九鉄、筑豊鉄道と合併 予定路線も完成へ 長崎線・八代線全通
明治27年(1894) - 【渋沢栄一】東京瓦斯株式会社取締役会長。東京海上保険株式会社取締役。北越鉄道株式会社創立発起人。札幌麦酒株式会社取締役会長。 渋沢関係略年譜
1月 駅店内に石炭荷卸しのため、かがり火にかえて電灯を設ける。 若松駅関連年表
4月1日 唐津興業鉄道創立(多久付近の石炭を唐津港に輸送するため)。 九州鉄道5 北九州の成長と石炭輸送の急伸 日清戦争と貨物輸送
4月 九鉄、経営状態回復。 九州鉄道6 九鉄、筑豊鉄道と合併 予定路線も完成へ 長崎線・八代線全通
6月12日 鉄道敷設法改正。宇土~八代~鹿児島間を第1期線に編入。宇土~八代間の建設は九州鉄道の実施とし、八代以南を鉄道局が施工することとする。 九州鉄道11 鹿児島駅開業待望の南九州から 官設鉄道の建設
7月 飯塚~原田(または鳥栖)間の仮免状取得。 [筑豊興業鉄道関係]九州鉄道4 遠賀川の水運に代わり筑豊炭を若松へ 筑豊興業鉄道開業
8月1日 日清戦争(~1895.4)。九州各地の軍隊を門司・小倉に集結。とくに熊本第6師団の兵員輸送に大きな役割を果たす。 九州鉄道5 北九州の成長と石炭輸送の急伸 日清戦争と貨物輸送
8月11日 熊本~川尻間開通(明治24年8月鳥栖~佐賀間開通以来の新線。熊本~宇土間は橋梁が多く経済不況と相まって工事遅延。九鉄工事竣工期限を修正)。 九州鉄道6 九鉄、筑豊鉄道と合併 予定路線も完成へ 長崎線・八代線全通
8月15日 筑豊興業鉄道から筑豊鉄道と社名変更。 [筑豊興業鉄道関係]九州鉄道4 遠賀川の水運に代わり筑豊炭を若松へ 筑豊興業鉄道開業
8月15日 筑豊興業鉄道→筑豊鉄道。 九州鉄道5 北九州の成長と石炭輸送の急伸 日清戦争と貨物輸送
8月 日清戦争による熊本第6師団兵員輸送。 熊本駅関連年表
11月13日 九州鉄道と共用の折尾駅完成。1階を筑豊興業鉄道、2階を九州鉄道が使用。 [筑豊興業鉄道関係]九州鉄道4 遠賀川の水運に代わり筑豊炭を若松へ 筑豊興業鉄道開業
12月21日 筑豊鉄道、折尾~中間間、筑前植木~直方間複線化。 九州鉄道5 北九州の成長と石炭輸送の急伸 日清戦争と貨物輸送
- 九州鉄道と協定し、風波のため若松港使用不能のときは石炭車を門司に回行のこととする。 [筑豊興業鉄道関係]九州鉄道4 遠賀川の水運に代わり筑豊炭を若松へ 筑豊興業鉄道開業
- 九鉄25・26号機関車(シャープ・スチュワート)および29-33号機関車(クラウス)増備。 九州鉄道6 九鉄、筑豊鉄道と合併 予定路線も完成へ 長崎線・八代線全通
明治28年(1895) - 【渋沢栄一】東京統計協会終身会員。北越鉄道株式会社創業総会・監査役(後に相談役)。〔55歳〕 渋沢関係略年譜
1月28日 川尻~松橋間開通。 九州鉄道6 九鉄、筑豊鉄道と合併 予定路線も完成へ 長崎線・八代線全通
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