日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和49年(1974) - 【竜門社】西園寺実が理事長に就任。 渋沢関係略年譜
1月18日 福岡-沖縄間FM放送回線開通、3.24沖縄地区FM放送運用開始 技研・NHK
1月 新しいカラービデオシステム開発(1インチ単管式カラーカメラと1/2インチカセット式VTRとの組合せ) *技研・NHK(技術研究所)
2月5日 CCIR研究委員会最終会合(ジュネーブ)に、放送衛星関係、中波放送関係、テレビ音声多重放送、FM放送の偏波面、高精細度テレビ等の寄与文書提出、衛星放送用送受信機を出品展示(~3.20) *技研・NHK(技術研究所)
2月16日 国産初の誘導制御方式ロケット打ち上げ成功(東大宇宙航空研、たんせい2号) 国内・国外
2月 高出力、高安定度GaAsショットキバリヤ形インパットダイオードを開発(12.5GHz、出力=1.6W、SHF地上放送機用の目的) *技研・NHK(技術研究所)
3月8日 NHK極微小電力テレビジョン実験局通称「無線共聴」20局に免許、昭47.12設置分とで合計28局となる 技研・NHK
3月27日 SHF多チャンネル中継用実験局(13GHz)開局(送信機は放送センター屋上) *技研・NHK(技術研究所)
3月29日 電波技術審議会、「FM放送の偏波面は現行どおり水平偏波を原則とすることでさしつかえない」と中間報告 国内・国外
3月30日 郵政省から受託した放送衛星搭載用トランスポンダーエンジニアリングモデルの設計および進行波管のエソジニアリングモデル開発完了 *技研・NHK(技術研究所)
3月 100WPA部にマイクロ波IC(MIC)を使用したUHFテレビサテライト装置開発(25WPAユニットを使用) 技研・NHK
3月 22GHz帯の降雨・大気減衰の観測開始(従来11.8GHz帯の太陽雑音と天空雑音により観測) *技研・NHK(技術研究所)
3月 マイクロコンピューターによるカラーカメラ自動調整アダプターを開発(昭49.11~50.1フィールドテスト) *技研・NHK(技術研究所)
4月13日 (米)初の国内通信衛星ウェスター1号を打ち上げ 国内・国外
4月30日 放送受信契約数2500万突破(2501万4216) 技研・NHK
4月 弾性表面波タップ付き遅延線試作(弾牲体にLiNbO3のYカット板、34.5MHz、遅延時間0.72~5.8μs) *技研・NHK(技術研究所)
4月 誘電体共振器を用いたFPU用小型帯域フィルター開発 *技研・NHK(技術研究所)
5月3日 (国際)「衛星によって送信される番組伝送信号の伝達に関する条約」(無断伝送の防止)、ユネスコとWIPO(世界知的所有権機関)共催の国際会議で採択(~5.21ブリュッセル) 国内・国外
5月7日 (国際)国連宇宙空間平和利用委員会の第正3回法律小委員会(~5.31、ジュネーブ)、「直接テレビジョン放送のための国家による人工衛星の使用を規律する原則」を採択 国内・国外
5月14日 気象庁との間の地震専用ファクシミリ運用開始 技研・NHK
5月17日 4チャンネルステレオの4-3-4方式の品質評価試験を実施 *技研・NHK(技術研究所)
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