満洲電業(株)『満洲電業史』(1976.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治30年(1897) - 【渋沢栄一】澁澤倉庫部開業、営業主(後に澁澤倉庫株式会社発起人)。日本女子大学校創立委員会計監督(後に校長)。十勝開墾合資会社業務担当社員。広島水力電気株式会社創立、取締役会長。渋沢家洲崎養魚場開設。 〔57歳〕 渋沢関係略年譜
5月8日 渋沢栄一等、米人モールから京仁鉄道敷設権譲受、契約調印。 日本(運輸通信その他)
10月1日 日本、金本位制実施。 日本(運輸通信その他)
11月 逓信省電気試験所技師松代松之助、無線電信実地試験成功。 日本(運輸通信その他)
- この年、(1)足尾銅山坑内に電気機関車を使用。(2)古川鉱業事務所下山田炭鉱(福岡県)斜坑捲揚に電力を使用。(3)大阪電灯幸町発電所にアメリカのトムソン・ハウストン(GEの前身)製60サイクル発電機据付と共に、現在日本の周波数2系統の併存を招く発端となる。 日本(電気)
明治31年(1898) - 【渋沢栄一】浅野セメント合資会社監査役。韓国視察、韓国皇帝に謁見。王子製紙株式会社取締役会長を辞す(後に相談役)。〔58歳〕 渋沢関係略年譜
1月 関西鉄道で客車に灯油に代え初めて電灯を取りつける。この年、三井鉱山三池炭鉱、電気雷管を使用(従来は導火線を使用) 日本(電気)
3月27日 〔露、旅順・大連租借〕 日本(運輸通信その他)
8月9日 〔京・釜鉄道敷設に関し日韓条約調印〕 日本(運輸通信その他)
8月 三菱造船所、日本郵船発注の貨客船常陸丸6,172トンを完成(日本最初の大型汽船) 日本(運輸通信その他)
明治32年(1899) - 【渋沢栄一】衆議院議員選挙法改正規制同盟会会長。福田会名誉顧問。大蔵省より株式会社北海道拓殖銀行設立委員に任命。京仁鉄道合資会社設立、取締役社長。銀行倶楽部委員。飛鳥山邸(曖依村荘)に茶室・無心庵竣工。 〔59歳〕 渋沢関係略年譜
2月 東京・大阪・神戸間に長距離市外電話開通。 日本(運輸通信その他)
4月 郡山絹糸紡績、安積疏水発電所の11,000V特別高圧、(約25kmの遠距離送電に成功) 日本(電気)
4月 官営八幡製鉄所、清国漢陽鉄政局と大冶鉄山鉱石の優先買入契約を締結。 日本(運輸通信その他)
5月15日 京仁鉄道(資)設立、(資本金72万5千円。社長渋沢栄一、明.35.12京釜鉄道(株)に合併。明.33.京城・仁川間開業。 日本(運輸通信その他)
6月 米西戦争活動大写真、神田の錦輝館で上映(ニュース映画の初め) 日本(電気)
7月 日本電気(株)設立(本社東京、資本金20万円)明.31年発足の日本電気(資)と米国ウエスタンエレクトリック社の資本提携。 日本(電気)
明治33年(1900) - 【渋沢栄一】京釜鉄道株式会社創立委員長。日本興業銀行設立委員(後に監査役)。男爵を授けられる。黒須銀行相談役。〔60歳〕【竜門社】青淵先生の還暦祝賀として『青淵先生六十年史 一名近世実業発達史』を刊行、青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
5月 東京電気鉄道(株)設立(資本金80万円、後の東京市電の一部)。明.37.4土橋・お茶の水間の電車運転開始。 日本(運輸通信その他)
- この年、三菱合資上山田炭鉱(福岡県)、電気ポンプによる排水を実施。 日本(電気)
明治34年(1901) - 【渋沢栄一】大阪瓦斯会社監査役。東京・飛鳥山邸を本邸とする。京釜鉄道株式会社取締役、後に取締役会長。茨城採炭株式会社創立、相談役。〔61歳〕 渋沢関係略年譜
2月 官営八幡製鉄所、第1高炉操業開始。 日本(運輸通信その他)
4月 大阪砲兵工廠、ニッケル鋼を製造、5月、クローム鋼製造。 日本(運輸通信その他)
11月 東清鉄道、浜綏間仮営業。 満洲(通信運輸その他)
12月 青森県尻矢崎灯台(逓信省所管)、石油機関発電により電灯点火。 日本(電気)
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