(株)岩波書店『岩波書店八十年』(1996.12)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和49年(1974) - 【竜門社】西園寺実が理事長に就任。 渋沢関係略年譜
5月13日 田中首相、義務教育での道徳教育に〈五つの大切〉〈十の反省〉の徳目を提唱。 内外事情
5月15日 読売新聞社《矢部貞治日記》(全4巻)刊行開始。 出版界
5月17日 日本書籍出版協会、通常総会で刑法改正に反対する声明を発表(さらに5月29日、日本雑誌協会と共同で反対声明を出し、法務大臣・関係当局宛に送付)。 出版界
5月18日 インド、初の地下核実験を行う。(6番目の核保有国)。 内外事情
5月19日 南原繁氏逝去。 岩波書店
5月20日 北ベトナム国会代表(5人)初来日。 内外事情
5月24日 土光敏夫経団連会長就任。 内外事情
5月29日 法制審議会、刑法全面改正案を中村法相へ答申。野党4党・日弁連・日本新聞協会、治安立法的改正として反対声明。 内外事情
5月30日 第25回定時株主総会開催―1973年10月の第1次オイル・ショックの影響をうけて用紙不足が生じ、その確保に努力、しかしこの期1年間で用紙代は2倍に急騰し、印刷製本費はそれぞれ3割をこえる値上りをみた。また宣伝費・人件費、その他諸経費の上昇も著しいものがあった。こうしたなかでこの期の売上高は前期に比し31%の増となった。売上部数も18%の上昇をみたが、とりわけ岩波文庫は、生産費の高騰から11年ぶりに星一つ70円に改定、値上げ発表で殺到する読者の注文にこたえるべく大増産したが、それでも品切が続出した。配当1割5分。取締役任期満了につき改選の結果、取締役中山武雄、矢口進退任し、迎田英男取締役に新任、その他重任。監査役任期満了につき改選の結果重任。取締役会において互選の結果、取締役社長に岩波雄二郎重任、専務取締役に緑川亨新任、常務取締役に倉持幸一重任、木越晃新任。 岩波書店
5月31日 日本図書館協会、図書館会館(世田谷区太子堂1-1-10)の完成披露パーティーを開催。 出版界
5月31日 シリアとイスラエル、ゴラン高原の兵力引離し協定に調印。 内外事情
6月4日 政府、韓国ソウル地裁の金大中への召喚状は日韓政治決着に抵触すると表明。(金外相、内政干渉と反論)。 内外事情
6月5日 《思想》6月号発行。この号に501号から600号までの《思想》総目次を掲載した。 岩波書店
6月10日 文芸春秋、《文春文庫》を刊行。 出版界
6月10日 ニクソン米大統領、中東5ヵ国訪問に出発。16日、アメリカとシリア、7年ぶりに国交回復。 内外事情
6月12日 平凡社、創業60年を迎え《平凡社六十年史》を刊行。 出版界
6月19日 厚生年金保険料の負担割合を会社7、本人3とする。 岩波書店
6月20日 筑摩書房《世界批評大系》(全7巻)刊行開始。 出版界
6月25日 地方正味格差撤廃問題で初の三者(日本書籍出版協会・日本出版取次協会・日本書店組合連合会)会談。撤廃については合意したが、実施時期・正味の引下げ率については決まらず、6月28日、第2回会談で、三者は、日本書店組合連合会が強く要望している7月1日実施の重みを十分配慮しながら問題解決に全力をつくすことを確認。 出版界
6月26日 国土庁設置。 内外事情
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