東宝(株)『東宝二十年史抄』(1954.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和28年(1953) - 【竜門社】懸賞論文の募集を開始する。 渋沢関係略年譜
3月20日 ★第四十一期利益金処分により、株主配当を復活す―一割五分 東宝の動静
3月25日 ★宝塚映画製作所スタジオ、漏電のため、第一、第二ステージ、録音室、編集室等四棟を焼失 東宝の動静
4月22日 ★第一回立体映画トービジヨン「飛び出した日曜日」封切 東宝の動静
5月16日 ★新東宝問題につき、東京地裁へ「新東宝撮影所財産の現状変更を禁止する仮処分」を申請 東宝の動静
6月1日 ★アメリカ、ハワイ等への映画の輸出及び配給業務に一段の飛躍を期すため、ロスアンゼルスに国際東宝株式会社を設立 東宝の動静
6月13日 ★取締役川喜多長政氏ベルリン映画祭に出席のため、稲垣監督、山口淑子氏等同道渡独。当社出品作品「戦国無頼」 東宝の動静
6月16日 ★ヴエニス映画祭(八月廿日)に参加作品の選衡会で宝塚映画「旅はそよ風」も参加と決定 東宝の動静
6月24日 ★アーニイパイル劇場返還問題につき、現在東京都収用委員会の採択した行政処分は違法であるとする判決に依つて、当社が第一審で勝訴 東宝の動静
9月10日 ☆映画製作五社による所謂五社協定締結される 社会芸能界の重要事項
9月15日 ★当社第一回総天然色映画「花の中の娘たち」を封切 東宝の動静
9月25日 ★任期満了の取締役米本卯吉、小林一三、寺本熊俊、小林冨佐雄、馬淵威雄、三輪小十郎の六氏再選重任、同じく監査役真鍋八千代 奈須藤三郎の両氏も再選重任 東宝の動静
9月29日 ★当社で初めて基地問題を取扱つた作品として、その成果を期待されていた「赤線基地」は、公開直前在日米人記者の一部から反米的感情を煽るものであるとの批判がなされたので、一応封切を見合すことに決定 東宝の動静
10月17日 ★漏電に依り有楽座舞台設備の一部、スクリーン等を焼失 東宝の動静
10月 ★東宝教育映画株式会社、株式会社日本映画社を吸収合併して東宝文化映画株式会社と改称 東宝の動静
11月3日 ★ノーマン。グランツの率いるJATP楽団、日劇その他に来演(日劇三日―八日) 東宝の動静
11月16日 ★世界的バレリーナ、ノラ・ケイ女史日劇その他に来演(日劇第一回公演十六日―廿五日) 東宝の動静
11月25日 ★第五回物上担保附社債総額参億円の内い号社債壱億弐千万円を発行 東宝の動静
12月18日 ★着工以来満一ヶ年、巨費を投じて建設中の南街会館(南街劇場、なんば東宝、南街ミュージック・ホール)落成開場の運びに至る 東宝の動静
12月26日 ★有楽座 南街劇場(廿九日)の東西両劇場に於て我国最初のシネマスコープ(FOX「聖衣」)独占上映、大好評を博す 東宝の動静
昭和29年(1954) - 【竜門社】渋沢栄一伝記資料刊行会を組織し、『渋沢栄一伝記資料』全58巻の編集を開始する。 渋沢関係略年譜
1月1日 ★第三次資産再評価を実施 東宝の動静
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