婦女新聞社『婦人界三十五年』(1935.05)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治33年(1900) - 【渋沢栄一】京釜鉄道株式会社創立委員長。日本興業銀行設立委員。黒須銀行相談役。〔60歳〕【竜門社】青淵先生の還暦祝賀として『青淵先生六十年史 一名近世実業発達史』を刊行、青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
5月10日 △十日、東宮殿下(後の大正天皇)御成婚、妃殿下は公爵九条道孝氏第四の姫君節子姫
5月10日 △同日[五月十日]を以て福島四郎週刊「婦女新聞」創刊
5月 本編は、明治三十三年五月十日、週刊婦女新聞創刊の当日より、昭和十年四月下旬まで三十五年間の、婦人界女子教育界の主なる事件を簡単に列記して、其の経過の一覧に便じたのである。年々婦女新聞の新年号に掲載する前年の記事一覧を基本とし、それに政治上社会上の重大なる事件を今回附加したものであるが、明治四十二年以後の数年間のみは、女学校の新設や転免をも一つ漏らさず記入し、其他の都市は主なる学校及び校長のみに止めてゐるので、全体を通じては不統一の誹りを免れないが、発行期日切迫の為、完全に整理することが出来なんだ。
5月 △野口幽香子、森島峰子女史、貧家幼児の為二葉幼椎園開始(後の二葉保育園、托児所の最初なり)但是は四月
5月 △婦女新聞第一号に本月[五月]一日調の全国高等女学校数あり、それによれば、本年[明治三十三年]三月までの全国高女校数二十七校、四月開校認可のもの十三校、その府県別左の如し(△は従前設置、▲は本年新設)//東京(△府立一▲府立一)京都(△府立一)大阪(△市立一▲市立一)新潟(▲県立一)埼玉(▲県立一)千葉(▲県立一)茨城(▲県立一)群馬(△県立一)栃木(△県立一)長野(△市立一)宮城(▲県立一、但市立を変更)福島(△町立一)岩手(△市立一)山形(△町立二、市立二)奈良(△県立一)岐阜(▲市立一、町立一)愛和[愛知](△市立一)滋賀(△市立一[、]町立一)福井(△県立一、▲県立一)石川(△市立一)和歌山(△市立一)鳥取(△市立一)島根(△市立一、県立一)岡山(▲県立一)愛媛(△町立二)高知(△県立一)福岡(△市立二、▲市立一、郡立一)大分(▲県立一)宮崎(△県立一)
5月 △女子高師に地理歴史専修科を設け生徒募集
5月 △明治女学校、故勝海舟伯生前の寄附にて道場を造り開場式に薙刀試合を行ふ
5月 △清国義和団暴動起る。北清事変の発端なり
5月 △北川はつ子女史三陸海嘯の孤児を収容して東京孤児院を創立、後の東京育成園なり
5月 △大和田建樹氏作鉄道唱歌大に行はれ酒席にまで唱はる
5月 △電話交換手は昼間のみ女子を使用せるが其成績良好なるを以て逓信省では郵便物の発着捺印、書留小包発送、切手売下窓口等にも女子採用に決す
5月 △大阪府は教育十年計画を建て、数年中に高女校を四校にする筈
5月 △北海道も教育十年計画で明年は札幌に高女校設置の予定
5月 △金沢市高女校、生徒服装心得を制定す。中に、帯は唐縮緬毛繻子、綿博多。半襟、帯止等は木綿又は唐縮緬、かんざしは頭かきの類に限り花簪は禁ず。結髪は束髪、銀杏返し、桃われ、ちごわけ等明記されてゐる(全国女学校大抵此標準)
5月 △警視庁有毒性着色料取締規則を定め飲食物、化粧品、玩具類に鉛の使用を禁じたるが、鉛白のみは当分化粧品として使用するを得との附則を設く。是は無鉛白粉はノリが悪く禁じても励行が困難の為なり
5月 △華族女学校長細川潤次郎氏男爵を授けらる。東宮妃御教育の功なり
5月 △「東京朝日」社説に一夫一婦論を掲載、男女共再婚不可との趣旨なり
5月 △「大阪毎日」紙上に「家庭の栞」と題する一欄を設く、各日刊紙追々家庭同を設く
6月 △下田歌子女史等発起の女子同情会、築地の同気倶祭部にて発会式
6月 △昨年新設の成女学校内に作庖会を設置、実用的の料理を教授、講師は赤堀峰吉氏
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