(株)平凡社『平凡社六十年史』(1974.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正9年(1920) - 【渋沢栄一】社団法人国際聯盟協会創立・会長。日華実業協会創立、会長。子爵を授けられる。〔80歳〕【竜門社】青淵先生八十寿及び子爵へ陞爵の祝賀会を開催し、記念として青淵文庫を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
- この年、発行所を東京府豊多摩郡大久保町西大久保519番地に移転. 事務所に平凡社、啓明会、労働組合同盟会本部の三つの看板がかかっていた 平凡社 *印は関連事項
- この年、戦後恐慌はじまり争議も頻発、大不況の様相ふかまる. 出版用紙も暴落する 出版界 *印は一般事項
大正10年(1921) - 【渋沢栄一】ワシントン軍縮会議実況視察のため渡米。ハーディング大統領と会見。〔81歳〕【渋沢敬三】東京帝大経済学部卒業。横浜正金銀行へ入行。 渋沢関係略年譜
3月8日 *下中弥三郎ら(啓明会)教育擁護同盟を結成、政友会の小学校教育費整理案に反対して運動を展開する 平凡社 *印は関連事項
3月18日 西田幾多郎著《善の研究》(岩波書店)刊行 出版界 *印は一般事項
7月 改造社、B.ラッセルを招聘. 以来、各国の著名学者・評論家を招く 出版界 *印は一般事項
10月3日 *大日本労働総同盟友愛会、日本労働総同盟と改称 出版界 *印は一般事項
11月4日 *首相原敬、中岡艮一に暗殺される 出版界 *印は一般事項
11月 *下中弥三郎、松岡駒吉と共同提案でロシア飢饉同情労働会議を結成する 平凡社 *印は関連事項
大正11年(1922) - 【渋沢栄一】小畑久五郎翻訳、栄一序文『アンドルー・カーネギー自伝』冨山房より刊行。日仏協会会頭。アルメニア難民救済委員会委員長。〔82歳〕【渋沢敬三】横浜正金銀行ロンドン支店転任。 渋沢関係略年譜
2月4日 *下中弥三郎協力して《労働週報》(労働週報社)を創刊 平凡社 *印は関連事項
4月 《週刊朝日》(《旬刊朝日》改題)、《サンデー毎日》創刊 出版界 *印は一般事項
5月1日 甲斐久子著《生活改善 系統的家政講話》(文化図書刊行会、のち平凡社発行)刊行 平凡社 *印は関連事項
5月 内山道郎、邦文モノタイプによる印字を版下とするオフセット印刷法を考案、13年これを完成して単式印刷法と名づける 出版界 *印は一般事項
8月8日 小学館創業 出版界 *印は一般事項
8月 雑誌《前衛》に山川均〈無産階級運動の方向転換〉を発表する 出版界 *印は一般事項
9月30日 *日本労働組合総聯合結成大会、アナ・ボル対立のため解散を命ぜられる 出版界 *印は一般事項
10月25日 井口丑二著《高天原は近江なり》刊行 平凡社 *印は関連事項
10月31日 *日本国際教育協会設立、下中弥三郎理事となる//*中絶していた《啓明》のあとをうけ、《文化運動》を第129号より啓明会の機関誌とする 平凡社 *印は関連事項
10月31日 *イタリアにムソリー二のファシズム政権樹立 出版界 *印は一般事項
11月 改造社の招待によりアインシュタイン来日、各地で講演する 出版界 *印は一般事項
12月 *不況慢性化し、銀行の取付、休業続出 出版界 *印は一般事項
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