(株)読売新聞社『読売新聞百年史. 資料・年表』(1976.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正10年(1921) - 【渋沢栄一】ワシントン軍縮会議実況視察のため渡米。ハーディング大統領と会見。〔81歳〕【渋沢敬三】東京帝大経済学部卒業。横浜正金銀行へ入行。 渋沢関係略年譜
2月12日 “宮中某重大事件”の社説で市内版は発売禁止を受け、改版して、「山県公に与ふ」「新聞箝口令」の2本立て社説で抗議する 本社
2月12日 大本教、不敬罪、新聞紙法違反で幹部一斉検挙される(第1次大本教事件) マスコミ
2月13日 社告で、1月24、25、26日についで2月12日の4回にわたる発売禁止、当局の言論圧迫を読者に訴える 本社
2月14日 「余りに頻々たり本紙の禁売」と題し、重ねて抗議の論説を掲げる 本社
3月3日 皇太子裕仁親王、欧州へご出発。6か月ぶり9.3ご帰国 一般
3月9日 「連合軍の独逸領占領」の号外を発行。4.13「水戸の大火」、5.28「地方長官大更迭」、9.12「朝鮮総督府に爆弾投込事件」、9.28「華盛頓会議参列帝国全権委員並に随員氏名」、10.5「天皇陛下御容態」、11.12「満鉄疑獄の予審決定書」、11.13「高橋是清組閣、親任式挙行」及び「米国の海軍制限案」の2回、11.22「華府会議の支那領土保全決議、宮中御重大事、日本全権追加」。12.9「日英米仏4国協約」、12.30「潜水艦問題破裂」と相次ぐ号外を発行、ニュース速報に力を入れる 本社
4月1日 丹那トンネルで崩壊事故。33人埋没。4.8、17人奇跡の生還、16人死亡 一般
4月1日 大庭柯公「郷土文化」(~5.4、32回) 本社
4月4日 米穀法公布、米穀需給調節に国家干渉始まる。6.10米穀の政府買い上げ 一般
4月12日 メートル法を採用。13.7.1施行 一般
4月15日 羽仁もと子、自由学園を設立し開校(各種学校令による7年制女学校) 一般
4月18日 活動俳優人気投票を行い、高点者発表で5面を特集 本社
4月24日 西村伊作、与謝野夫妻、石井柏亭の協力で文化学院を設立し開校(独自の教育課程のため正式認可されず) 一般
4月24日 堺真柄、伊藤野枝、山川菊栄ら赤瀾会を設立 一般
4月29日 文芸欄に「性慾文学勃興の徴、これ果して昭代の慶事か」岡田三郎(~5.2、3回)が掲載される。これに続いて、5.15長谷川如是閑、6.5紀平正美が「日曜附録」で性問題を論じ、6.8、6.9文芸欄で本間久雄が言及 本社
5月2日 岡本一平、最初の物語マンガ「人の一生」を「東京朝日新聞」に連載開始 マスコミ
5月3日 文芸欄に「レンズは正確らしいが曇りある武者小路氏」、5.5には「プロかアンチか武者小路氏の中立的態度」という平林初之輔の文壇月評を掲げる。これに対し、5.20、5.21の2回武者小路が反論、さらに前田河広一郎(5.24、5.25)、平林(5.26、5.27)堀江朔(5.28、5.30)などの発言があって、武者小路と社会主義文学者との考えの相違を明らかにする論争が展開された 本社
5月7日 論説「新国語の創造期、漢字制限の将来」を掲げる 本社
5月15日 柯公大庭景秋、50歳の思い出にモスクワ行きを決意し、東京駅頭を立つ 本社
5月25日 臨時付録「亜米利加号」全20ページを発行。月ぎめ読者に無料配布 本社
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