東海パルプ(株)『東海パルプ六十年』(1968.04)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治42年(1909) - 【渋沢栄一】古稀に際し多くの企業・団体の役員を辞任。渡米実業団を組織し団長として渡米。タフト大統領と会見。〔69歳〕【竜門社】組織を変更し、社則を改正。青淵先生の道徳経済合一説を広め実践する団体に性格を変える。 渋沢関係略年譜
10月11日 伊藤博文ハルピン駅頭で韓国人に暗殺さる 業界・一般事項
10月 持株会社三井合名会社創立 業界・一般事項
10月 土佐紙合資会社は旭川において我が国初の機械すき和紙を製造 業界・一般事項
12月 山手線電車、品川―田端間、池袋―赤羽間開通 業界・一般事項
明治43年(1910) - 【渋沢栄一】政府諮問機関の生産調査会創立・副会長。社団法人東京銀行集会所会長。〔70歳〕【竜門社】青淵先生の七十寿祝賀会を開催する。 渋沢関係略年譜
1月 工員約一三〇名を採用、うち一二名を技術受指導のため富士製紙第一工場(入山瀬)ほか数工場へ派遣 当社の事項
2月 島田駅拡張敷地八千坪、待避線六線を一二線に増加 業界・一般事項
4月15日 関税定率法改正公布(関税自主権の確立)//印刷料 紙五八瓦以下一円、五八瓦以上二円//有色紙一円二〇銭、包装紙類一円七五銭//模造日本紙三円二五銭 業界・一般事項
7月5日 島田工場竣工、操業開始//敷地 一六、六八二坪//建物 一、四〇六坪//主な設備 電動機七〇〇馬力 三台(独逸製) 二〇〇馬力 二台(独逸製)//グラインダー五四吋 三台(米国製)//ウエットマシン 四台(国産)//配電盤 一式(独逸製)// 年産能力八、九三〇英屯//日英水電(後の東京電灯)より買電操業 当社の事項
8月22日 韓国併合、朝鮮と改める 業界・一般事項
8月 富士製紙江別工場、砕木パルプ製造開始 業界・一般事項
8月 王子製紙苫小牧工場操業開始//新聞用紙を抄造、支笏湖より疎水の水力電気一万二千馬力を使用 業界・一般事項
10月 地名発電所完成、運転開始//土地 一五、三九八坪//建物 二三二坪//主な設備 発電機 一、〇〇〇キロワット二台(独逸製)//水車 一、六〇〇馬力 二台(独逸製)//出力 二、二五〇キロワット//送電設備 二二、〇〇〇ボルト 二五キロメートル 当社の事項
11月 支配人内田兼吉退任、新たに山中範太郎就任(元富士製紙釧路工場長) 業界・一般事項
12月17日 本社を東京市京橋区鎗屋町一番地に移転 業界・一般事項
明治44年(1911) - 【渋沢栄一】日露協会評議員。維新史料編纂会委員。財団法人済生会設立、顧問・評議員。勲一等に叙され瑞宝章を授与される。〔71歳〕 渋沢関係略年譜
2月 日米通商航海条約調印 業界・一般事項
3月29日 工場法公布(大正五年九月一日施行)、電気事業法公布 業界・一般事項
5月 大井川洪水により地名発電所水路損壊、工場の職員、工員総動員にて復旧工事を行なう(~8月) 当社の事項
6月 三菱製紙、台湾林内庄に竹パルプ工場操業 業界・一般事項
9月 (株)共同板紙販売所設立(旧日本洋紙合資会社を継続) 業界・一般事項
12月19日 西山淳久監査役を辞任 当社の事項
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