日本セメント(株)『七十年史. 本編』(1955.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治7年(1874) - 【渋沢栄一】東京府知事より東京会議所共有金取締を嘱託される(後に東京会議所会頭)。〔34歳〕 渋沢関係略年譜
2月 深川摂綿篤製造所、内務省より工部省に移管され、深川製作寮出張所と改称、宇都宮三郎同所監督となる 業界(工部省関係及び外国を含む)
4月 宇都宮三郎、英仏流湿式焼成法を採用し、従来の深川製作寮出張所設備の根本的改造工事に着手 業界(工部省関係及び外国を含む)
4月 台湾出兵 政治・経済・社会
5月 阪神間鉄道開通 政治・経済・社会
9月 電信条例制定(施行12・1) 政治・経済・社会
- 浅野総一郎、石炭商専業となる。 当社
明治8年(1875) - 【渋沢栄一】第一国立銀行頭取(後に株式会社第一銀行頭取)。商法講習所創立を支援。〔35歳〕 渋沢関係略年譜
5月19日 深川製作寮出張所の根本的改造工事竣工、英仏流製造設備の工場(月産二百樽=約三六瓲)として新発足、初めて焼塊製出さる 業界(工部省関係及び外国を含む)
11月 宇都宮三郎、フィラデルフィア博覧会の御用掛として渡米(翌年9月帰国) 業界(工部省関係及び外国を含む)
明治9年(1876) - 【渋沢栄一】東京府瓦斯局事務長。養育院事務長。深川福住町(現在の東京都江東区永代)に転居。〔36歳〕 渋沢関係略年譜
2月 初代浅野総一郎、横浜瓦斯局よりコークスの払下げを受け、深川製作寮出張所に納入開始 当社
7月 治安妨害の新聞雑誌の発行禁止または発行停止を布告 政治・経済・社会
7月 三井物産会社設立 政治・経済・社会
9月 京都~大阪間鉄道開通 政治・経済・社会
11月 深川製作寮出張所、原料乾燥場一棟増築 業界(工部省関係及び外国を含む)
明治10年(1877) - 【渋沢栄一】択善会創立(後に東京銀行集会所・会長)。王子西ヶ原に別荘を建てはじめる。〔37歳〕 渋沢関係略年譜
1月 深川製作寮出張所、官制改革により深川工作分局と改称 業界(工部省関係及び外国を含む)
2月 西南戦争勃発(~鎮定9月) 政治・経済・社会
6月 イギリス人トーマス・ラッセル・クランプトン回転窯を完成、セメントの焼成を試験し、特許を獲得 業界(工部省関係及び外国を含む)
7月 「中外工業新報」第四号にセメントの広告を掲載、積極的にセメント販売に乗り出す 業界(工部省関係及び外国を含む)
8月 第一回内国勧業博覧会開催(11月まで) 政治・経済・社会
11月 東京上野に開催の第一回内国勧業博覧会にセメント出品し、竜紋賞(一等賞)を受賞 業界(工部省関係及び外国を含む)
明治11年(1878) - 【渋沢栄一】東京商法会議所創立・会頭(後に東京商業会議所・会頭)。〔38歳〕 渋沢関係略年譜
3月 深川工作分局、セメント生産高倍加の計画をたて、焼窯二基増設に着工 業界(工部省関係及び外国を含む)
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