(株)神戸製鋼所『神鋼三十年史』(1938.09)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
大正8年(1919) - 【渋沢栄一】アメリカ合衆国政府より日米船鉄交換争議の仲裁人を委嘱される。財団法人協調会創立・副会長。〔79歳〕 渋沢関係略年譜
4月10日 英国シーガー会社製氷機の日本一手製造販売権を獲得す。
6月7日 広島工場を海岸工場へ移転を開始す。
11月12日 阪神地方に於ける陸軍特別大演習に際し侍従松平慶民子爵を当社工場へ御差遣の光栄に浴す。
大正9年(1920) - 【渋沢栄一】社団法人国際聯盟協会創立・会長。日華実業協会創立、会長。子爵を授けられる。〔80歳〕【竜門社】青淵先生八十寿及び子爵へ陞爵の祝賀会を開催し、記念として青淵文庫を青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
3月10日 海岸工場における溶解工場、鋳鋼工場並に二千噸水圧鍛造工場完成す。
6月1日 広島工場より海岸工場に移転の二十噸製銑高炉完成作業を開始す。
10月6日 脇浜公有水面埋立地竣成許可指令交付せらる。
10月7日 当社に於て脇浜公有水面埋立竣工式を挙行す。
12月16日 臨時株主総会に於て取締役一名増員の件を可決、元海軍技術本部長海軍中将伊藤乙次郎取締役に当選就任す。
12月16日 取締役会に於て取締役社長鈴木岩治郎の辞任を承認、伊藤乙次郎社長に当選就任す。
大正10年(1921) - 【渋沢栄一】ワシントン軍縮会議実況視察のため渡米。ハーディング大統領と会見。〔81歳〕【渋沢敬三】東京帝大経済学部卒業。横浜正金銀行へ入行。 渋沢関係略年譜
1月15日 取締役会に於て取締役森田葆光の辞任を承認す。
2月15日 臨時株主総会を開き当社資本金を金弐千万円に増加の上、帝国汽船株式会社より播磨並に鳥羽両造船所及鳥羽電機製作所買収の件を可決す。同総会に於て取締役三名増員の件を可決、辻湊、平田保三、三上英果の三氏取締役に当選就任す。
2月20日 取締役会に於て増資に関する株式募集方法を議決す。
3月1日 海岸工場に新設の機械工場操業を開始す。
4月16日 臨時株主総会を開き新株式募集に関する事項並に之れが調査報告を為し、併せて増資に伴ふ定款一部変更の件を議決す。
6月7日 海岸工場に新設の二千噸水圧工場、二十五噸平炉一基夫々作業を始む。
7月10日 京都に於て開催の戦後発展工業博覧会に当社の鋳鍛鋼製機械、工具、伸銅品及電気機械類其他を出品し「大賞」賞牌を受領す。
10月20日 大阪に開催の工作機械展覧会に工具品を出陳、壱等及弐等賞状を受領す。
11月1日 播磨造船工場のボイラー工場は本社より移転完了を告げ作業を開始す。
11月20日 臨時株主総会に於て定款第二条中に「土木建築橋梁工事」の一項追加の件を可決す。
12月13日 門司伸銅工場に於て千封度真鍮溶解用電気炉一基新設並に銅小鈑ロール二基増設を完成す。
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