三菱『三菱の百年』(1970.10)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治22年(1889) - 【渋沢栄一】石川島造船所創立・委員(後に株式会社東京石川島造船所取締役会長)。門司築港会社創立・相談役。田川採炭株式会社創立・相談役。三重紡績株式会社相談役。北海道炭礦鉄道会社常議員〔49歳〕 渋沢関係略年譜
9月 ○管事川田小一郎は日本銀行総裁に就任。 重要事項
明治23年(1890) - 【渋沢栄一】貴族院議員に任ぜられる。三本木渋沢農場開墾開始。〔50歳〕 渋沢関係略年譜
3月 東京丸の内と神田三崎町の陸軍用地10万余坪の払下をうく。8月丸の内事務所街の建設計画を進める。 重要事項
11月 ○第1回帝国議会開院。 重要事項
明治24年(1891) - 【渋沢栄一】日本製帽会社相談役。東京交換所創立・委員長。東京商業会議所会頭。〔51歳〕 渋沢関係略年譜
1月 岩崎弥之助、井上勝、小野義真の共同により岩手県盛岡市郊外に農牧場を開く、同農場は明治32年1月岩崎家の所有となり、小岩井農場と命名する。 重要事項
明治25年(1892) - 【渋沢栄一】株式会社東京貯蓄銀行創立・取締役(後に取締役会長)。元日本製帽を買収し東京帽子株式会社設立・取締役会長。〔52歳〕 渋沢関係略年譜
1月 明治火災保険KK設立。 重要事項
明治26年(1893) - 【渋沢栄一】喜賓会創立・幹事長。東京人造肥料株式会社取締役会長。株式会社東京石川島造船所取締役会長。王子製紙株式会社取締役会長。帝国ホテル株式会社取締役会長。 渋沢関係略年譜
11月 日本郵船はボンベー航路をひらく。 重要事項
12月 商法の実施により12月15日、三菱社を廃し三菱合資会社を設立。この時社長岩崎弥之助は監務(後見職)となり、副社長岩崎久弥が社長に就任(資本金500万円岩崎両氏折半出資) 重要事項
12月 日本郵船は横浜船渠KKを設立。 重要事項
明治27年(1894) - 【渋沢栄一】東京瓦斯株式会社取締役会長。東京海上保険株式会社取締役。北越鉄道株式会社創立発起人。札幌麦酒株式会社取締役会長。 渋沢関係略年譜
6月 東京丸の内に三菱第1号館落成。 重要事項
8月 ○日清戦争勃発。 重要事項
明治28年(1895) - 【渋沢栄一】東京統計協会終身会員。北越鉄道株式会社創業総会・監査役(後に相談役)。〔55歳〕 渋沢関係略年譜
10月 三菱合資会社に銀行部を開設(株式会社三菱銀行の発端) 重要事項
明治29年(1896) - 【渋沢栄一】日本精糖株式会社創立・取締役。東京興信所創立、評議員。東京銀行集会所会長。東京印刷株式会社設立・相談役。東洋汽船株式会社創業、監査役。東京建物株式会社創立発起人。第一国立銀行が営業満期により株式会社第一銀行となる。引続き頭取。汽車製造合資会社設立・創立委員(後に監査役)。北越石油株式会社創業・相談役。日本勧業銀行設立委員。〔56歳〕【渋沢敬三】父・渋沢篤二、母・敦子の長男として都内深川に生まる。 渋沢関係略年譜
3月 日本郵船は、はじめて欧州定期航路を開く、続いて8月米国シャトル航路を、10月豪州航路を開く。 重要事項
5月 秋田県の荒川鉱山を経営。 重要事項
10月 宮内省管轄の佐渡、生野両鉱山と大阪製煉所を入札により払下ぐ。鉱山事業の拡張により本社に鉱山部を設置する。 重要事項
11月 前社長岩崎弥之助は日本銀行総裁に就任(31年10月退任)此頃より造船、貿易、倉庫、銀行を中心に、神戸港事業の拡張をはかる。 重要事項
明治30年(1897) - 【渋沢栄一】澁澤倉庫部開業、営業主(後に澁澤倉庫株式会社発起人)。日本女子大学校創立委員会計監督(後に校長)。十勝開墾合資会社業務担当社員。広島水力電気株式会社創立、取締役会長。渋沢家洲崎養魚場開設。 〔57歳〕 渋沢関係略年譜
6月 造船事業の飛躍をはかるため管事荘田平五郎を長崎造船所所長に任命。 重要事項
明治31年(1898) - 【渋沢栄一】浅野セメント合資会社監査役。韓国視察、韓国皇帝に謁見。王子製紙株式会社取締役会長を辞す(後に相談役)。〔58歳〕 渋沢関係略年譜
4月 神戸に合資会社神戸製紙所を設立(三菱製紙KKの発端) 重要事項
8月 日本郵船発註常陸丸(6172トン)長崎造船所に於て竣工。我国造船工業の自立を表明せる本邦建造最大の汽船である。 重要事項
9月 福岡県戸畑に牧山骸炭製造所を開設(三菱の石炭化学工業の端緒) 重要事項
明治32年(1899) - 【渋沢栄一】衆議院議員選挙法改正規制同盟会会長。福田会名誉顧問。大蔵省より株式会社北海道拓殖銀行設立委員に任命。京仁鉄道合資会社設立、取締役社長。銀行倶楽部委員。飛鳥山邸(曖依村荘)に茶室・無心庵竣工。 〔59歳〕 渋沢関係略年譜
9月 始めて営業部を設置し、商事部門の発展をはかる(三菱商事KKの発端) 重要事項
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