京都銀行協会『銀行 : 源流と進展 : 百周年記念誌』(1981.11)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治33年(1900) - 【渋沢栄一】京釜鉄道株式会社創立委員長。日本興業銀行設立委員(後に監査役)。男爵を授けられる。黒須銀行相談役。〔60歳〕【竜門社】青淵先生の還暦祝賀として『青淵先生六十年史 一名近世実業発達史』を刊行、青淵先生に贈呈する。 渋沢関係略年譜
12月14日 手形交換所臨時総会にて「持帰手形数葉ありて、預金不足のときの支払充当順位は、小切手を先にし手形を後にするを可とす。但し振出人より特別に申出あるときはこの限りにあらず」を可決。 協会関係
12月15日 熊本第九銀行支払停止により、九州銀行界混乱。 一般
12月 集会所新築のため、下京区高倉通錦小路上ル貝屋町の故品川弥二郎子爵邸(尊攘堂)を譲り受ける。 協会関係
明治34年(1901) - 【渋沢栄一】大阪瓦斯会社監査役。東京・飛鳥山邸を本邸とする。京釜鉄道株式会社取締役、後に取締役会長。茨城採炭株式会社創立、相談役。〔61歳〕 渋沢関係略年譜
1月 東京・横浜地方の銀行に取付瀕発、休業銀行続出。名古屋銀行界も混乱。 一般
3月 大阪地方に銀行取付、休業起る。日銀救済資金貸出。 一般
4月8日 大阪手形交換所、代理交換制度規定。 一般
4月19日 集会所共餐会にて「昨今の金融界の情況すこぶる不穏の状態にあり、万一組合銀行中より取付発生等の場合、各行相救援し、連帯責任をもって、日本銀行京都出張所に救済資金を仰ぐ件」を決議。 協会関係
5月6日 京都に銀行取付騒ぎおこり、京都農商、川東貯金、鴨東銀行等臨時休業。 一般
5月13日 北浜銀行取付を契機に、大阪銀行界に二度目の取付勃発、支払停止銀行出る。 一般
5月 京都銀行集会所、新築工事起工。 協会関係
6月6日 大阪銀行集会所、組合銀行預金利率協定。 一般
7月1日 手形交換所、京都郵便局と契約、郵便為換証書交換払渡方を開始。 協会関係
8月31日 大蔵省、小銀行濫設防止のため、設立申請に厳重調査を行うことを決定。 一般
10月5日 集会所臨時総会にて、近江銀行京都支店より提出の預金利率制限解除の件につき、無記名投票の結果、一四対四にて解除賛成可決す。 協会関係
10月 京都銀行集会所、新築工事竣工。 協会関係
11月18日 事務所を新築集会所に移転。 協会関係
- (この年)○普通銀行数、史上最高に達する。(明治二六年末五四五行がこの年末、一、八六七行となり、以後漸減して行く)。 一般
明治35年(1902) - 【渋沢栄一】合名会社中井商店顧問。清韓協会設立・幹事長。京仁鉄道合資会社取締役社長。兼子夫人同伴で欧米視察。ルーズベルト大統領と会見。〔62歳〕 渋沢関係略年譜
3月25日 商業会議所法公布(商工会議所条例は廃止、七月一日施行)。 一般
6月7日 京都銀行集会所を法人組織に変更するについて、委員を選出して調査研究させることに決定。 協会関係
6月25日 小切手を納税に使用することについての大蔵大臣への建議書を承認。 協会関係
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