(株)日本勧業銀行『日本勧業銀行史 : 特殊銀行時代』(1953.06)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和19年(1944) - 【竜門社】機関誌『竜門雑誌』669号を発行、以後休刊する。岩波書店より『渋沢栄一伝記資料』第1巻が刊行される。【渋沢敬三】結城日銀総裁辞任につき、日銀総裁に就任。総裁時代一度も東京を離れず。 渋沢関係略年譜
1月 軍需融資指定金融機関制度による融資担当機関となる。
6月30日 福島県、茨城県、神奈川県、愛知県、岡山県各農工銀行と合併契約を締結す。
6月 割増金附定期預金の開始、同預金に関する事務の幹事銀行となる。
9月 五農工銀行の合併により、勧農金融統制会解散す。当行は全国金融統制会の指定会員となる。
10月15日 第一回福券を発行す。
昭和20年(1945) - 【竜門社】曖依村荘を政府に寄贈する。空襲により曖依村荘内の建物の多くを焼失する。【渋沢敬三】幣原喜重郎より組閣本部に招かる。新木、山際正道と相談、大蔵大臣受諾。親任。 渋沢関係略年譜
1月 空襲により仙台支店はじめ三六店舗が罹災す。(8月まで)
2月10日 改正臨時資金調整法の第七条三により預金は無制限となる。
2月16日 軍需金融等特別措置法公布さる。
3月23日 軍需金融特別施行令の施行により次の業務を認めらる。//(1)担保を徴せずして貸付、債務の保証、手形の引受等をなし得。//(2)為替業務をなし得。//(3)抽籤の方法によらずして勧業債券を償還し得。
8月20日 地方監督役室制度を設け、支店機構の統制を強化す。
8月 勝札を発行す。
10月29日 臨時資金調整法にもとづき第一回宝くじ一億円を発行す。
10月31日 第一回建設貯蓄債券一八百万円を発行す。
11月10日 第一五七回勧業債券は農村の引受により好況を呈す。
12月18日 総司令部の覚書により預金部資金の供給を事実上停止さる。
昭和21年(1946) - 【竜門社】財団法人竜門社、財団法人渋沢青淵翁記念会が合同して渋沢青淵記念財団竜門社となる。【渋沢敬三】公職を追放さる。本邸は大蔵省に官邸として貸与、のち財産税にて敷地とともに物納。 渋沢関係略年譜
3月7日 「日本勧業銀行本店行員組合」結成さる。
3月11日 総裁西野元、退任す。
3月12日 西田太郎、総裁に就任す。
5月24日 軍需金融等特別措置法を銀行法等特例法と改称す。
8月10日 金融機関経理応急措置法により臨時決算行わる。
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