横浜正金銀行『横浜正金銀行全史. 第6巻』(1984.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治19年(1886) - 【渋沢栄一】「竜門社」創立。東京電灯会社開業(後に委員)。〔46歳〕【竜門社】竜門社が東京・深川福住町の青淵先生邸内に創立する。機関誌『竜門雑誌』創刊号を刊行。 渋沢関係略年譜
10月28日 ロンドン支店支配人徳田利彦、行用のため帰朝 正金の歩み
- この年、トランスヴァールで金鉱発見 内外の出来事
明治20年(1887) - 【渋沢栄一】東京製綱会社発起委員(後に取締役会長)。東京人造肥料会社創立委員(後に取締役会長)。京都織物会社創立、相談役。日本煉瓦製造会社創立・理事(後に日本煉瓦製造株式会社取締役会長)。東京ホテル創立・理事長(後に帝国ホテル株式会社取締役会長)。北海道製麻会社・相談役。〔47歳〕 渋沢関係略年譜
1月 政府海外預入金のうち輸入為替取組資金として使用方願い出で、3月初めまでに1ヵ年50万ポンドを限り試験的に預入方聴許(輸入為替取扱につき年来の希望達成) 正金の歩み
1月 東京電灯会社はじめて送電点灯 内外の出来事
3月30日 臨時株主総会で増資決定、資本金300万円を倍増して600万円とし(第1回増資)、1株200円で各株主に割当て、内蔵寮所有株式に対する利益配当は当年下半季分から一般株主と同一にすることを可決 正金の歩み
3月 所得税法公布 内外の出来事
4月28日 行員徳田利彦を神戸支店支配人に任命 正金の歩み
5月5日 行員山川勇木にロンドン支店詰を命じる 正金の歩み
5月 取引所条例・私設鉄道条例公布 内外の出来事
7月6日 勅令第29号横浜正金銀行条例発布、海外特殊銀行の性格を明確化し、(1)営業年限を開業日(明13・2・28)から満20ヵ年とすること、(2)取締役のうち2名を検査役とする制度を廃止し、50株以上を所有する株主のうちから2名の調査員(監査役の前身)を選任すること、(3)営業事項として、外国で政府のため官金・公債・御用為替・財政に関する事務を取扱い得ること、(4)必要に応じ日本銀行副総裁に正金頭取・正金頭取に日本銀行理事を兼ねさせること、(5)官選取締役を廃止することなど規定 正金の歩み
7月 相馬官選取締役を臨時株主総会で取締役補欠員として推薦の結果直ちに当選就任 正金の歩み
8月 銀貨部・紙幣部の区別を廃止、銀紙一律取扱に改める 正金の歩み
12月24日 取締役会において、“申合せ規則”を廃し、定款の規定に従い“内規”を議定 正金の歩み
12月 保安条例で星享らに東京退去命令 内外の出来事
12月 東京手形交換所設立 内外の出来事
- この年、イギリスが植民地会議(のちの帝国会議)を創始:仏領インドシナ連邦成立 内外の出来事
明治21年(1888) - 【渋沢栄一】札幌麦酒会社創立・発起人総代(後に札幌麦酒株式会社取締役会長)。品川硝子会社設立、相談役。東京女学館開校・会計監督(後に館長)。兜町(現在の東京都中央区日本橋兜町)の新邸に転居。〔48歳〕【竜門社】出版条例の改正により『竜門雑誌』1号を改めて発行する。第1回秋季総集会を曖依村荘にて開催する。 渋沢関係略年譜
1月 相馬取締役退任、若尾逸平が新取締役に当選 正金の歩み
1月 矢島作郎・茂木惣兵衛が最初の調査員に当選 正金の歩み
4月30日 黒田清隆内閣成立 内外の出来事
4月 相馬前取締役を内外法律相談役として招聘 正金の歩み
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