横浜正金銀行『横浜正金銀行全史. 第6巻』(1984.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
明治24年(1891) - 【渋沢栄一】日本製帽会社相談役。東京交換所創立・委員長。東京商業会議所会頭。〔51歳〕 渋沢関係略年譜
7月 原取締役が、新規為替方法実施に備え、海外各店巡回のため出発 正金の歩み
8月 シベリア鉄道起工 内外の出来事
9月16日 大坪文次郎に替え行員青木鉄太郎をニューヨーク出張所主任に任命 正金の歩み
9月 日本鉄道線、上野・青森間全通 内外の出来事
11月1日 計算規定を改正し、(1)各店を金銀貨グループに大別、(2)銀貨国各店為替持高は本店、金貨国各店為替持高はロンドン支店に集中、(3)本店とロンドン支店とは毎週1回持高の出合相殺に努める新方法を実行 正金の歩み
明治25年(1892) - 【渋沢栄一】株式会社東京貯蓄銀行創立・取締役(後に取締役会長)。元日本製帽を買収し東京帽子株式会社設立・取締役会長。〔52歳〕 渋沢関係略年譜
6月 上半季中ロンドン支店為替基のうち60万ポンドを銀貨に切替えて回収、換算利益と換算準備不要化とにより25万円の滞り貸準備を積立て、為替基を50万ポンドに復帰(明治27年20万ポンドを増額して70万ポンドとなる) 正金の歩み
6月 鉄道敷設法公布 内外の出来事
8月8日 行員杉山藤三郎を主任としてハワイ出張所を開設 正金の歩み
8月8日 第二次伊藤内閣成立 内外の出来事
8月9日 行員高木貞作をニューヨーク出張所主任に任命 正金の歩み
8月 下半季中摂州灘酒家銀行破綻のため神戸支店で約35万円の滞り貸を発生、元金中5万円を見切り残額を無利息5ヵ年賦として解決 正金の歩み
明治26年(1893) - 【渋沢栄一】喜賓会創立・幹事長。東京人造肥料株式会社取締役会長。株式会社東京石川島造船所取締役会長。王子製紙株式会社取締役会長。帝国ホテル株式会社取締役会長。 渋沢関係略年譜
1月 日比谷公園開園 内外の出来事
3月 取引所法公布 内外の出来事
5月15日 行員西巻豊佐久を主任として上海出張所を開設、従来不振の輸入為替を吸収し、正銀輸入出合の不便を避け、間接為替の利便獲得に努める 正金の歩み
6月 インドが金為替本位制を採用、銀貨の自由鋳造を廃止したためロンドン銀塊相場30 1/2ペンスに暴落、よって正金はボンベイ出張所の開設を一時見合せ 正金の歩み
6月 英商ヒュース商会破綻のため神戸支店に10余万円の損失発生 正金の歩み
6月 当年上半季から本店営業所新築準備金の積立を開始 正金の歩み
7月 銀行条例・貯蓄銀行条例施行 内外の出来事
8月 「君が代」を国歌に制定 内外の出来事
10月 神戸支店で日銀券の代理兌換事務を引受 正金の歩み
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