※(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。
年 | 月日 | 事項 | 年表種別 |
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明治5年(1872) | - | 【渋沢栄一】大蔵少輔事務取扱。抄紙会社設立出願。〔32歳〕 | 渋沢関係略年譜 |
6月25日 | 新橋停車場構内第1・第2橋を最後に新橋・横浜間の全橋梁完成(同区間に架設した鉄道橋梁は橋梁22か所、溝橋24か所でいずれも木桁) | 主要事項 | |
6月27日 | 「鉄道寮職制並事務章程」を制定し、鉄道寮に主記・主計・倉庫・建築・運輸・技術の6課を設け、寮の職制・権限および各課の職掌を定める | 主要事項 | |
6月30日 | 新橋停車場乗降場竣工 | 主要事項 | |
6月 | 工部省各寮司会計事務条規を制定 | 主要事項 | |
6月 | 赤井金次郎、横浜駅構内で唐物・小間物・新聞等を販売 | 主要事項 | |
7月4日 | 井上勝、鉄道頭専任となる | 主要事項 | |
7月4日 | 鉄道頭井上勝 | 主要事項 | |
7月8日 | 品川・横浜間旅客列車1日8往復運転 | 主要事項 | |
7月12日 | 明治天皇、中国・西国巡幸の帰途横浜から品川まで御乗車 | 主要事項 | |
7月20日 | 新橋・横浜間に16基のセマホール(腕木式信号機)と112本の各種線路標を建植(信号機は場内〔両腕式〕・遠方〔片腕式〕の2種類で下向3位式3現示方法、線路標はマイル杭〔マイル標〕・高低杭〔勾配標〕・枝道合図杭〔側線分岐標〕の3種類) | 主要事項 | |
7月25日 | 新橋・品川間の線路敷設が完了 | 主要事項 | |
7月 | 新橋に機関車修復所を設置 | 主要事項 | |
7月 | 新橋機関車庫完成 | 主要事項 | |
7月 | 鉄道会社、規則書を改訂して社名を関西鉄道会社と改め、京都・大阪間および京都・敦賀間以外にも鉄道の建設を上申(決定に至らず) | 主要事項 | |
8月30日 | 鉄道寮、工部省新庁舎(赤坂葵坂旧佐賀藩邸跡)に移転 | 主要事項 | |
8月30日 | 東京府京橋弓町上田虎之助に新橋停車場構内の用地を貸し、西洋食物茶店の営業を許可(構内飲食営業の最初) | 主要事項 | |
9月9日 | 雨天のため新橋・横浜間鉄道開業式を12日に延期 | 主要事項 | |
9月10日 | 太政官、鉄道開業式当日諸官庁に休暇を達示 | 主要事項 | |
9月12日 | 新橋(現汐留)・横浜(現桜木町)間18マイル〔29km〕に鉄道開業(太陽暦10月14日単線、イギリス製の長さ24フィート〔7.3m〕1ヤードの重量60ポンド〔27.2kgの鍛鉄製双頭軌条でヒノキ・マツなどの木枕木を使用)明治天皇新橋・横浜両停車場に臨御、開業式を挙行し両所において勅語を賜わる、なお、当日新橋・横浜間にお召列車1往復、祝典参列者送迎に1往復、式場警護の近衛兵800人輸送のため3往復を運転 | 主要事項 | |
9月12日 | 新橋・横浜間の常置信号機は「ステーション相図」(場内信号機)と「ジスタントシグネル」(遠方信号機、鉄線により遠方操作可能)の2種を使用 | 主要事項 |