日本放送協会総合技術研究所『五十年史』(1981.03)

(グレーの背景色)は、「渋沢関係略年譜」を参考のために表示しています。この社史に掲載されている年表項目ではありません。

月日 事項 年表種別
昭和51年(1976) - 【竜門社】熊本支部開設。 渋沢関係略年譜
2月9日 郵政省、高層ビル急増に伴うテレビ電波障害解消のため、NHKにSHF東京実験局(放送センター屋上)免許 2.10運用開始(NHK2波民放5波) 国内・国外
2月16日 CCIR中間会議(ジュネーブ、~3.19)に参加、放送衛星電波伝搬特性に関する寄与文書提出 *技研・NHK(技術研究所)
2月29日 宇宙開発事業団、電離層観測衛星「うめ」を種子島宇宙センターから打ち上げに成功わが国初の実用衛星となる 4.2電波応答途絶(昭53.2予備機打ち上げ) 国内・国外
2月 音声ジャイレータ回路を使い電話放送の側音減少に成功 *技研・NHK(技術研究所)
2月 60MHz帯弾性表面波タップ付遅延線試作(タップ間隔0.3μs 最大5μs遅延) *技研・NHK(技術研究所)
2月 発色がCRT・FSSの読出しに適した電子ビーム記録用高感度、高密度、無現像の非銀塩系フリーラジカル感材の試作に成功 *技研・NHK(技術研究所)
3月5日 極微小電力テレビジョン放送局(ミニサテ)開局 50年度43局(新設21局、実験局からの移行22局) 技研・NHK
3月6日 郵政省、当面の都市受信障害対策として「高層建築物による受信障害解消についての指導要領」をきめる 国内・国外
3月 ステレオ用小型コンデンサーマイクロホン(CMS-1)の性能を改善(周波数帯域、ダイナミックレンジ、S/N) *技研・NHK(技術研究所)
4月6日 サチコン管ターゲットの米国特許「Photoconductive Films」出願(設楽圭一、後藤直宏、日立製作所と共願、昭52.8.9取得、同特許は英・仏・西独・オランダにも出願) *技研・NHK(技術研究所)
4月26日 NHKとNASA、CTS(通信技術衛星)の直接受信実験開始(昭53.2.6成功裏に終了) *技研・NHK(技術研究所)
4月 実験用中型放送衛星の上り回線用送信機に使用するための14GHz帯高出力(最大2kW)クライストロン開発 *技研・NHK(技術研究所)
5月3日 CCIR中間会議(ジュネーブ、~5.21)に参加、静止画放送、高精細度テレビ、衛星放送関係など14件の寄与文書提出 *技研・NHK(技術研究所)
6月11日 重畳パイロット信号によるVTRの色むら補正法開発 *技研・NHK(技術研究所)
6月11日 8ヘッド小型VTRを開発 *技研・NHK(技術研究所)
6月18日 郵政省、中波の精密同一周波方式による実用化試験局の静岡放送御殿場局、岐阜放送多治見局、山陽放送備前局に実用局の免許 国内・国外
6月 カラーテレビ受像画質評価用標準スライド作成 *技研・NHK(技術研究所)
6月 文字放送で原稿作成から送出までの操作を簡単にできる文字編集装置を開発(フロッピーディスクほかで構成) *技研・NHK(技術研究所)
7月17日 第21回オリンピック開幕(~8.1モントリオール) 国内・国外
7月 電電公社の試作端局装置を使い回線によるステレオ伝送の音質評価試験を実施、PCM方式では基本的には実用可能の見通しを得る *技研・NHK(技術研究所)
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